世界遺産の街を散策でありんす

平木さんを見送り、次の高速バスまで1時間半ほどあるので、空いた時間でコンコースにある「北陸」・「能登」のさよならパネル展を見ることに。どちらも由緒ある列車なので、乗客・ファンの思いもひとしおといった感じです。惜しむべくは、3月に廃止されてしまうので、パネルにあるような写真が撮れないことでしょうか*1


ホロ:「駅には、北陸や能登との思い出を語るコーナーがあるの。皆それぞれ思い入れの強さがうかがい知れるぞ」

で、高速バスの発車時刻になったので乗り場へ赴き、若き女性グループや外国人旅行者と一緒に高速バスに乗り込みます。北陸道から東海北陸道を通り…、というと察しの良い人は気づいたかも知れませんが、次の目的地は世界遺産と惨劇(違)の郷・雛見沢白川郷です。「能登」の時からそうですが、沿線には全く雪がありません。白川郷への道すがらも同じで、城端までは全く雪がありませんでしたが、2つの長いトンネルを抜けるとようやく雪景色が広がってきました。それでも道路には雪が積もっていないので、快適なドライブをしながら定刻よりも気持ち早く白川郷に到着しました。


ホロ:「ここからはバスで移動じゃな。それにしても雪が少ないのぉ。この時期ならもっと有っても良さそうじゃが…」

白川郷もなんだかんだで訪れているので、おおよその場所の見当は付きます。ただ、今回は展望台までのルートをいつもの沙都子ちゃん家を見ながら行くルートではなく、メインストリートから診療所の前で山道に入り、ぐるっと回っていくルート*2を歩いてみました。歩いてゆうに1時間はかかりますが、途中の茅葺き屋根の民宿が良い感じに建っています。展望台から、例の自重という言葉を忘れた土産物屋を通り*3、神社へ向かいます。雪除けに覆われていますが、雪の中の神社も趣のある物です。で、もちろん痛絵馬も奉納されていますが、さすがに数は少ないですね。やはり、冬場に訪れるにはハードルが高いからなのかしら?今までだとここで踵を返していましたが、今日は時間に余裕があるのでその先まで行っていることに。その先にも民宿や土産物屋で茅葺き屋根がありますが、メインストリートと比べると来る人も少ないのでコッチの方がむしろ雰囲気が出ています。

 
左)ホロ:「お、ちょうど家の修理をしているところじゃな?この雪の量なら、作業もはかどりそうじゃ」
右)ホロ:「主さま、雪だるまがおる!一緒に写真を撮ってくれないか?」

ホロ:「この展望台は雪が積もっていて入りづらいが、ここから見る景色は絶景じゃな」

ホロ:「神社は雪に覆われていて静かなんじゃが、奉納されている絵馬がすごいことになっておるのぉ!?」

ホロ:「このバス停から、次の目的地へ向かうのじゃ」

で、飛騨牛の味噌焼きでお腹を満たし、続いての目的地へ向かいます。お次も聖地トライアングルの一角を訪問しますよ!

*1:写真は夏に撮ったものかと

*2:駐車場と展望台を結ぶシャトルバスのルート

*3:ニッポン萌え奇行 その2 第1部 2日目 - いとしげの「あ・げ・れ・ば」な独り言」を参照のこと