車で出かけているけど鉄分補給

というわけで「西日本萌え奇行」の2日目は、浜大津の宿を出て「しげぴん号」に乗り、大津インターから名神高速を西へ進みます。中国道に入ると関西エリアの渋滞の名所・宝塚トンネルがあり*1、シルバーウィークということで渋滞が懸念されましたが渋滞はなく、いつの間にか田園風景が広がっていたのでした。佐用JCTから鳥取道に入り途中から国道373号線を走って、第一目的地に到着しました。

智頭急行恋山形駅でした。前回の「西日本萌え奇行2014」の時に鉄むすスタンプラリーのために佐用〜智頭間で乗っていますが、その時は往復するのが精いっぱいだったので、今回は「しげぴん号」の機動力を生かして訪問した次第です。恋愛成就の駅として若い女性に人気があるようで、「駅長さん」が訪れた時も先客のお姉さんたちが写真を撮っていたのでした。

駅全体がピンクに彩られている中に、鉄道むすめの宮本えりおさんがいます。駅の入り口には「恋ポスト」なるものがあり、週に一度(月曜日)に回収してここだけの消印を押して郵送してくれるとのこと。

スマホの時刻表を見たらスーパーはくと3号と6号の時間が近かったので、待っているとまず6号がやってきて停車し、そのすぐ後に3号が駆け抜けて行ったのでした。
(というわけで、続きはのちほど)(10月25日、続きを追加しました)

続いて、国道373号→53号→482号と走り、若桜鉄道の隼駅に来ました。無人駅とはいえ趣のある木造駅舎があるローカル線の駅ですが…、

…こういう感じになっていま(笑)。「鉄道ファンとライダーの聖地」と謳っていますが、ライダーというのはバイクの「隼(スズキ)」を指しています。合わせて「隼さくら」さんをイメージキャラクターに据えています。バイク雑誌に紹介されたことで隼乗りの聖地になり、毎年8月には隼駅祭りがメーカーであるスズキも協賛して行われているそうです。この日も、隼に乗ったライダーがツーリングで来ていたのでした。

駅構内には北陸鉄道から来たED30型機関車とJR四国でムーンライト四国で活躍していたオロ12形客車がいて、オロ12の方はライダーハウスとして宿泊できるようになっています(要事前申し込みっぽいです)

*1:関東でいえば東名の大和トンネルみたいなところ