関東は大雪なのに、北陸は雨模様

※枠内の画像・文章は1月30日に追加しました
さて、「中日本萌え奇行」の2日目です。今日は鉄道むすめ巡りのうち、のと鉄道のスタンプを押しに行きます。で、のと鉄道と言えば「花咲くいろは」というわけで、ラッピング車両に乗れるようにスケジュールを組みますが、タイミング的にアナウンス列車に乗るのは厳しい感じ*1


湯涌温泉への一番バスに乗ってお出かけです。沿線に大学があるせいか、途中までは学生さんも多く乗ってきます
 
湯涌温泉バス停付近の「花いろ」スポット。意外と雪が少なくて、ちょっと残念な感じです。歩きやすいのは良いことですが…。

という訳なので、午前中は湯涌温泉に行ってみることに。雪の積もる湯乃鷺温泉を見てみたいというのと、昨年秋の第2回ぼんぼり祭りで発売された劇場版の前売り券セットが売られていそうな感じだったので、朝イチのバスで向かった次第です。金沢の中心部はほとんど雪がありませんが、しばらく通りを走って人家がまばらになるとそれに反比例するかのごとく雪の量が増えてきます。バスは約45分で湯涌温泉に到着しました。まだ朝早い時間なので、聖地巡礼をする人はもちろん、地元の人もまばらです。まずは温泉街の奥にある湯涌稲荷神社へ向かい、花いろのヒットと「駅長さん」の道中安全を祈願しました。もちろん、痛のぞみ札*2を見るのも怠りません(笑)。

 
温泉街の奥まで行くと、さすがに雪が残っています。湯涌稲荷神社の境内はそれなりに雪が積もっているので、足元に注意しつつ階段を上ります。「駅長さん」が旅行前の年末年始にドカ雪が降り、旅行後の今月末にもドカ雪が降りましたが、「駅長さん」が旅行した時はちょうどその挟間だったようです
 
観光協会の中に飾られている「花いろ」ガールズのドール。普段は喜翆荘の仲居さんの姿をしているようですが、お正月だけあって喜翆荘の3人は振り袖姿、結名ちゃんは巫女さん姿でした。巴姐さんが普段と同じなのは何でかしら(笑)?ドールの左側には、昨年のぼんぼり祭りで奉納されたスタッフ・声優さんののぞみ札が展示されています

さらに奥の玉泉湖も見に行きましたが、雨の降り方が酷くコートやバッグがびっちょりになってしまいました。しかも、屋根があって一息つけるスポットも少ないので、ちょっと困りましたが、みどりの里の軒先で雨宿りをして、温泉街の入り口にある観光協会へ向かいます。協会の入口には劇場版の湯涌限定セットの貼り紙があり、カウンターで聞いてみると「有りますよ」とのコト。さっそくそのセットと第2回ぼんぼり祭りのクリアファイルをかいもとめたのでした。ちょっとばかりカウンターのおじさんと話をしましたが、今年は雪が少ないそうです*3。除雪に金がかからないのは良いのですが、「駅長さん」的にはもうちょっと積もっていた方が良かったかも?あと、あまり金儲けに走るのもちょっと違うのかなとも言っていたので、湯涌はこの雰囲気を活かした仕掛けをして欲しいと思います。


金沢からはサンダーバード5号で七尾まで移動します。昨夜買った「のとふるさと博フリーきっぷ」では特急列車に乗れませんが、フリー切符自体は片道利用で元が取れるので、やむを得ず特急利用です
 
で、西岸駅に到着です。こちらは湯涌温泉以上に雪がありません。せっかく冬の雪景色を期待していたのですが…。待合室には「花いろ」関連の展示が増えていて、昨年のぼんぼり祭りのときに有志が走らせた臨時列車のヘッドマークも展示されています

まずは七尾行きの「花いろ」列車を撮ります

さて、再びバスに乗って金沢へ戻り、続いてのと鉄道へ向かいます。西岸駅で花いろ車両を撮れるようにスケジュールを組んだので、七尾まではサンダーバードで移動です。普通列車だと意外に時間がかかる七尾線ですが、特急列車だとあっという間に着く感じがしますね。七尾でのと鉄道に乗り換え、西岸駅で降ります。三連休とはいえ雨模様、訪れる人は少ないようです。で、15分ちょっとで花いろ車両が七尾行きでやってきます。それを写真に撮り、再び穴水行きに乗るべく待合室で待つことに。時間が近づき下りホームへ行こうとすると、踏切が鳴り始めました。よく見ると、穴水側からマジンガーZ号がやってきました。運行予定だと今日の昼間は走ってないはずですが、臨時と表示されていて、「牡蠣&語り手列車」というヘッドマークが付いていました。「駅長さん」が乗る下り列車と交換するカタチで発車して行ったのでした。

 
「牡蠣&語り手列車」に充当されていた、永井豪キャラのラッピング車両。のと鉄道のサイトには両ラッピング車両の運行予定がアップされていますが、この臨時列車までは反映されていないので、もしかすると今後「花いろ」車両にもワンチャンあるかも?

のと鉄道穴水駅に到着しました。ここで鉄道むすめ巡りのスタンプ押印とミニスタンプを買い求めます
 
駅を出て左側にあるのと鉄道本社下に「あつあつ亭」があります。ここでは能登の冬の味覚・牡蠣を存分に味わうことができます。ただ、「駅長さん」が着いた段階で*4焼き牡蠣が付くセットが完売御礼になっていたので、行かれる時は予約をした方が安心できそうです。運が良ければ、トレインビューの席に座って能登の冬の味覚を味わいつつお酒が頂けます

で、穴水に到着し、駅構内にある「あつあつ亭」へ。ここは能登半島の冬の味覚である牡蠣が食べられる、エキナカの食堂です。店内は盛況で、「駅長さん」が店に入ると焼き牡蠣が単品でしか用意できないとのコト。それでも牡蠣ご飯とカキフライ、焼き牡蠣の単品を注文し、もちろん生ビールも注文します。焼き牡蠣が焼け、カキフライも到着し、冬の味覚でビールが進みます。美味しく頂いたトコロで、本題の鉄道むすめ巡りです。駅構内の売店にスタンプがあり、併せてのと鉄道花咲くいろはのグッズも売られています。ここで二つ目のスタンプを押し、引き続きのと鉄道の上り列車に乗ります。ここでようやく花いろ車両に乗車できます。アナウンスが無いのが残念ですが、やっぱり車体側面にドーン!とキャラクターがいると度肝を抜きますね。


あつあつ亭で牡蠣を頂いたところで、七尾から「花いろ」・永井豪列車が戻ってきました

再び西岸駅に戻り、「花いろ」車両を撮影したり、いやしの湯で温泉に浸かったりします
 
そうこうしているうちに日が暮れてきました。朝のうちはどんより曇って雨や雪が降りましたが、夕方になってすっかり雲が取れ、夕焼けと三日月が西岸駅(=湯乃鷺駅)を飾ります

再び西岸駅で降り、今度は今乗ってきた花いろ車両が折り返して来るのを待ちます。ここで1時間半近くあるので、近くのいやしの湯へひとっ風呂浴びにいきます。サッパリしたところで駅に戻り、下りの花いろ車両を撮り、それがまた折り返して来るのを待ちます。駅の待合室には花いろのポスターをはじめ、訪問者ノートや有志が走らせた団体列車で使用したヘッドマークがあり、それを見ているだけでも時間があっという間に過ぎていきます。

 
最後に七尾駅に停車中の「花いろ」車両を撮影して。、今回ののと鉄道パートはおしまいです。できれば雪がたんまりあるときに再訪したいのですが、今シーズンは無理でしょうね…

三度やって来た花いろ車両に乗って七尾に向かい、今度は七尾線に乗り換えて金沢に戻ります。で、七尾で列車を待ってると、16時ちょうどに来るハズのサンダーバード19号が2時間半以上遅れて到着との放送がありました。今日はこのあと金沢からサンダーバード46号に乗って京都を目指すのですが、ちょっと気になるところです。改札で尋ねると、「湖西線で風規制」とのコトです。ネットを見ると、米原周りで運転していて3〜40分ほど遅れてたり運休が発生したりしています。幸いサンダーバード46号は運休になって無く、一安心です。
金沢でサンダーバード46号に乗り換え、はくたか20号からの接続で10分遅れ、更に湖西線で風規制に当たって30分遅れになり、「駅長さん」のチョットしたミスも重なり、今宵の宿には当初計画よりも1時間半以上遅れて到着したのでした。

*1:金沢を6時59分に発車する七尾線に乗れば、乗れないこともありませんが

*2:ここでは願かけをのぞみ札に書いている

*3:年末年始に結構降ったけど、溶けてしまったそうです

*4:穴水13:46着