のんびりバスの旅

さて、鹿児島から枕崎への移動は路線バスで向かいます。鹿児島中央駅から鹿児島交通のバスに乗ります。普通便と特急便の二つの種別がありますが、乗ったのは普通便なので枕崎まで全停留所に止まりつつ、約2時間の道のりです。平日の午前便なので乗客の年齢層は高めですが、その割には高い年齢層にもICカードが普及していて、乗り降りの際にタッチする姿を見かけました。


指宿までは鹿児島交通のバスで移動します。いわゆる岩崎グループの路線バスは白色がベースのシンプルなカラーリングです

市街地を外れ、ほぼ同時刻を走ってきた知覧特攻入口行きのバスと分かれを告げると、峠越えになります。山をグングン登ると、あっという間に鹿児島の市街が眼下に広がります。途中の乗り降りも結構ありましたが、鹿児島から乗り通したのは数人だけでした。
枕崎といえば鰹というわけで、駅から約20分の「かつお公社」に行ってみることに。ここには鰹節の工場が併設されていて、その作業を見ることが出来ます。冷凍された鰹を電動ノコギリで解体し、よく見る鰹節の形に整えていきます。で、せっかくなのでお土産を買おうかなと思いますが、さすがに一人暮らしで鰹節も持て余すので*1、スライスすれば食べられるしょうゆや味噌漬けの鰹節を買ってみました。これなら、昨日買った「メイドのみやげ」焼酎にも合いそうです。ちょうどお昼になったので、何を食べようかと考えて「かつおラーメン」を食べてみることに。鰹節のダシが効いたスープに鰹のチャーシューが入っていて、美味しく頂きました。


ホロ:「おー、ここが最南端の終着駅じゃな?東京から約1500km、はるばる来たのぅ」
 
ホロ:「このあたりは漁業が盛んのようじゃが、何が取れるのかや?」
駅長さん:「枕崎はカツオで有名なんだ。鰹節はもちろん、カツオ料理がおいしいぞ」
ホロ:「なんと、カツオか!さっそく食べに行こうぞ!!」

さて、このあとはJR最南端の旅ですが、続きは後ほど!

*1:そもそも削る鉋が無いわ