巡礼!

というわけで、貴生川行きの車内には「けいおん!!」の巡礼と思しき人の姿もチラホラ。程なく発車し、JR側とは異なる雰囲気の米原彦根間を通り、彦根で小休止した後、豊郷に向けて出発します。近江平野の東端をノンビリ走り、新幹線が寄り添うと目的地の豊郷に到着です。やはり、この駅で降りる人は多く、(律ちゃんの誕生日という事を差し引いても)巡礼者の数はかなりいそうです。
駅から歩くこと約10分で豊郷小学校に着きますが、学校前にある飛び出し注意の看板が「けいおん!!」仕様になっているのは驚きました。敷地内の駐車場には痛車はもちろん、多くの車で賑わっています。ザッと見た感じでは、関東圏のナンバーもチラホラ。


唯:「はっ、こんなところに私が!…って、わたしいつもパンを加えながら登校してないよ〜」

律:「こんちは〜。今日は軽音部部長の律さまが直々に校内を案内しましょう」

校内に入ると、冷房がないだけあってモワァッとします。まずは軽音楽部の部室を目指し、3階に上がります。部室の中は以前にも増してパワーアップしていて、グッズ類が所狭しと置いてあります。黒板やホワイトボードも書く余地がないほどの落書きで埋まっていますが、こっちは雰囲気を壊さないようなモノを書いてくれればなぁと思ってみたり。ほかの巡礼者も結構いるので、なかなか自重しない撮影が出来ませんでしたが、ちょっとした隙を見てネタを取り出し、HTTの面々がお茶しているテーブルを間借りして自重しない撮影をする事が出来ました。


律:「今日は日曜日だけど、いつにも増して部室見学の人が多いな。なんでだろう?」

律:「お、こんなことろにコスプレ衣装が!澪〜、ちょっと着てみてよ」
澪:「え、わ、私が着る訳ないじゃないか(コツッ!)」

律:「痛たた〜。何もぶつことないじゃんか」
梓:「もう、二人ともじゃれ合ってないで練習しましょうよ〜」

紬:「あ、そういえば今日は律ちゃんの誕生日だったわ。では、みんなでせーの!」
唯&澪&紬&梓「(律ちゃん、律、律先輩)、誕生日おめでとう!(ございます!)」
律:「ちょっとはそろえて言おうよ…。でも、改めてみんなから祝われると照れちゃうな」

続いて酬徳会館へ移動します。こちらでは律ちゃんの誕生日オフが催されているとのことで、多くの律ちゃんファンが集っています。グッズ販売のコーナーは何気に強化されていて、親玉公認のTシャツやコースター*1、非公式では楽器をかたどったクッキーやとんちゃんパンといった食品類が売られていました。というわけで、「駅長さん」もコースターととんちゃんパンを買い、ちょっとしたお土産としてみました。


律:「これが“とんちゃんパン”だ。砂糖が一杯まぶしてあるメロンパンだから、食べるときは注意が必要だぞ*2

講堂へも移動し、こっちでも自重しない撮影に挑みます。ここは冷房が効いていて、かなり快適に自重しない撮影が出来ました。やっぱり5人がライブをした思い出の場所ですからね、しっかりと自重しない写真を撮らなければなりません。


梓:「最後の学校際も終わっちゃったし、もう先輩たちと演奏できなくなっちゃいましたね」
律:「梓〜、そんなこと言うなよ〜。これから卒業まで、毎日部室に顔出すからさ、そう落ち込むな」
梓;「ありがとうございます。でも、受験勉強もしっかりやってくださいよ」

唯:「よ〜し、落ち込んでいるあずにゃんを元気づけるために、1曲演奏してみようか!」

一通り撮影を終えると、そろそろ帰途につかないといけない時間です。豊郷駅に戻り、今度は貴生川回りで帰ろうかな*3と思い貴生川行きに乗りましたが、横浜着が遅くなりそうだったので、八日市で乗り換えて近江八幡へ行くことに。ま、フリー切符自体は米原〜豊郷の往復で元が取れますが、ちょっと目先を変えようという寸法です。ノンビリとした近江鉄道の旅が終われば、あとは延々と普通列車を乗り継いで横浜に帰るだけです。

*1:以前のとは別で、それぞれ一人ずつデザインされているほか、憂ちゃんやさわちゃん先生もラインアップされている

*2:注)校舎内では飲食禁止ですよ

*3:貴生川→柘植→名古屋→横浜