ちょっと寄り道、ひとっ風呂

大分からの九州横断特急は2両編成の特急列車です。自由席もそこそこ埋まって発車しました。この九州横断特急JR九州の特急らしく客室乗務員が乗務して、車内改札から車内販売まできめ細かいサービスを提供しています。
豊後竹田まではエンジン音も軽やかに進みます。豊後竹田で若干の観光客を降ろすと、山越え区間に入ります。キハ185は軽やかにまでとは行きませんが、結構快調に登っていきます。それも波野までで、波野を通過すると途端に急勾配を下っていきます。良い勢いで山を下ると宮地に到着し、ここで普通列車に乗り換えです。ま、こうすると大分から100km以内なので自由席特急券が920円で済むし、ちょうど後追いの普通列車があったので乗り換えた次第です。
普通列車はキハ200の2両ですが、宮地発車の場面で2人しか乗っていません。途中で増えるかと思いきや、赤水で数人乗って来たくらいでした。赤水から立野に向かっては、またしても急勾配を下っていきます。立野に到着する前にはスイッチバックがあるので、山の途中で一旦折り返しつつ立野駅に入ります。「駅長さん」はここで降りて、南阿蘇鉄道に乗り換えです。

 
左:立野駅南阿蘇鉄道レールバスに乗り換えです
右:阿蘇下田城ふれあい温泉はこのドアの向こうにあります。初めは入口がわからず、ホームの端から外へ出て正面へ回ってしまいました

南阿蘇鉄道には長い駅名の駅が多くありますが、今日は「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」へ向かいます。その名の通り駅の中に温泉があるので、ひとっ風呂浴びようという魂胆です。駅に到着すると、駅舎の中に温泉がある…、というか温泉施設にプラットホームが付いているような感じで、温泉の受付の片隅に駅の待合室がある感じです。お風呂自体はこじんまりとしていますが、混んでいるということもなくノンビリとお風呂に浸かれたのでした。
さて、サッパリした後は、今日の目的地である熊本へ向かいましょう!