いや〜、東京はなまら暑いべさ

というわけで、世間一般の3連休最終日、「駅長さん」はちょっと都心をうろつくことに。なぜかといえば、今期スタートのアニメ「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」の舞台を訪問するためであります。今日は第2話に出てきた舞台の内、ソラちゃんが空港から辿り着いたホテルから魔法局までをトレースしてみました。
 
旭川から羽田に到着し、魔法局へ向かうソラちゃんはバスに揺られて高級ホテルに到着します。作中、赤坂方面行きのバスに乗ったように描かれていますが、実際羽田空港から赤坂方面へ向かうバスって1日1本しかないんですよね。このホテルから魔法局までは歩いていくことになります。ホテル敷地内には、作中にも出てきたライオンの像があったり、木々の向こうに道路が見える所があったりと、ここが東京のど真ん中とは思えないほど、緑にあふれています。
そこからちょっと歩くとお堀を見下ろせる場所に着きます。本編と同じように釣りを楽しんでいる人もいますが、本編で釣り人がアップになっているシーンは、ここからズームインした構図ではなく、ここから坂を下ったところになるようです。

更に坂を下っていくと、この赤坂見附の交差点に着きます。ソラちゃんはここの交番にある地図で場所を確認している最中に事故に遭遇し、(黙認される最後の)魔法を使って人助けをすることになります。あと、ここで緑川君との運命(?)の出会いを果たすこととなります。
  
赤坂見附からは魔法局へは外堀通りをずーっと歩いていけばいいのですが、本編では魔法士の説明をしているシーンで風景がかなり横道に逸れています。日枝神社までは外堀通りを歩き、日枝神社の境内を通って議員会館・総理官邸の裏を通り、再び外堀通りへ出ます。
 
で、ようやく魔法局に到着しました。魔法局は文部科学省の一機関のようで、文部科学省の入っているビルに同居しています。他の省庁のビルが現代的な高層建築なのに対し、この文部科学省のビルだけはレンガ造りでさほど高層の建物でもありません。文化の一端を担っているが故の歴史的建物なんでしょうか?


というわけで、永田町駅をスタートして約2時間で霞ヶ関の魔法局まで歩いてきました。ちなみに、休日にもかかわらず警備が厳重なエリアです。休日でも厳重なので、探訪される際は休日のほうがよろしいかと思われます。そのほうが魔法局の建物も撮りやすいでしょうから。