今日がメインイベント

(このエントリーは6月2日にアップしました)
というわけで、今日は今回のお出かけのメインイベントである「儀武ゆう子ウェディングイベント」の日です。先日めでたくご結婚された儀武ゆう子さんが、出演している「たまゆら」の舞台である広島は竹原でそのお披露目イベントを執り行うものです。声優さんの結婚といえば、基本的に祝福ムードが高いものの一部のアレげな行動が目に付いてしまいがちですが、今回はお披露目イベントをしかも出演作品の舞台で行うという前代未聞のイベントです。
で、投宿している広島からバスで竹原へ向かいますが、「たまゆらバス」に当たるといいなぁと思いつつバスセンターに向かいます。でも、保険をかけて2台待ってみましたが、いずれもノーマル車だったのは残念なところorz。しかも、道中で2台とすれ違うという引きの悪さ…。せっかく(直接たまゆらの冠を被せてないとはいえ)イベントの日なのだし、広島からバスで来る人にピッタリのタイミングで走らせてくれればよかったんですが。
バスは竹原に到着し、去年の夏以来の「おかえりなさい」です。まずは商店街「あいふる316」を通り、物販会場へ。アーケードには、「ご結婚おめでとう」の文字が躍り、商店街を挙げて祝福ムードを盛り上げています。また、お店のディスプレイも訪れるたびにパワーアップしているようで、巡礼者を楽しませてくれます。物販会場では今回のイベントのウェルカムボードのデザインを用いたタペストリーや、儀武さんのめでたい話にあやかって縁結びのお守りを買い求めたのでした。その後、町並み保存地区へ移動し、ほり川で限定メニューを頂きます。先着100名に整理券が配布されますが、「駅長さん」は80番台とちょっとギリギリなタイミングでした。この調子だとイベントの開始時刻に間に合うか心配でしたが*1、意外と列がスムーズに進んでいき、余裕で頂けたのでした。しかも、その100名以外はお店に入れないので、後ろに待っている人がいるというプレッシャーも少なく、ゆっくりと食べられたのは幸いでした。
というわけで、とりあえずここまで。続きはまた後ほどお待たせしました!6月5日に続きをアップしました)
で、ほぼろ焼きを頂いたところで、町並み保存地区をぶらり。今回のイベントでは「たまゆら」公式から『なるべくフォーマルな格好でお越しください』とあったこともあり*2、スーツ姿の人が多く散策しています。ちょっとした観光地である竹原の日曜日に、これほどまでにスーツ姿の男性が多くいるのも、なにも知らずに訪れた観光客にとっては摩訶不思議な光景だったかもしれません。描く言う「駅長さん」もスーツでキメているわけですが、この日は晴天でかなり暑く、長袖Yシャツに紺スーツではとても汗だくになってしまいます。
開場時間が近づき、会場である照蓮寺へ向かいます。「駅長さん」のチケットに記載された番号は271番と、後ろの方の番号なので余裕の立ち見ですが*3、それでもステージ(というか、お寺の本堂)正面を確保したのでした。14時をちょっとすぎたころ、いつもプロデューサー氏が司会として現れ、ウェディングイベントが始まりました。今回のイベントは披露宴をイメージして進行していくとのことで、まずは新郎新婦の入場です。お寺でイベントだから和装かな?という期待に反し、ウェディングドレス姿で入場です。仲人役の佐藤順一監督夫妻とともに現れ、ステージ上のテーブルにつきます。
その後、仲人の佐藤順一監督のスピーチ、新郎新婦の紹介VTR、儀武ゆう子さんの両親の挨拶と、ホントに披露宴のような感じで進行していき、キャスト陣からのお祝いコメントへ続きます。圧巻は本堂の中にももねこ様がいたことで、扉が開くと本来見える仏像の代わりにももねこ様が鎮座されていらっしゃいました。キャスト陣が口を揃えて言っていたのは、「声優の結婚イベントを作品の舞台でやるのはおかしい」ということで、さすがの儀武さんも「普通はやらないんだな(笑)」と気付かれたようでした。また、声優の結婚というとなぜか話題に上がる松来未祐さんも登場し*4、お祝いというか愚痴というか、はたまた自らの決意表明をコメントしていました(笑)。竹楽器の楽団による演奏や、marbleさんからの歌のプレゼントもあり、お約束のケーキ入刀は「たまゆら」らしく、ほり川の巨大お好み焼きで行われました。最後に、儀武さんから両親への挨拶、新郎からの挨拶を受け、このウェディングイベントが無事に終了したのでした。イベントは終始笑いが絶えず、それでも要所ではうるっとくるシーンもあって、まさしく佐藤順一節が冴える演出でした。
今回、儀武さんのお相手は一般の方で仲人役の監督ですら「初めまして」という状態でしたが(笑)、破天荒な儀武さんを支えてくれる良い旦那さんになるんでしょうね。まさか自身の結婚相手が声優で、お披露目イベントをやるなんて思ってもなかったでしょうから、意外と肝っ玉は座っているのかもしれません。「たまゆら」キャスト陣はここ最近結婚される方が多いようで、松来さんを始め、「駅長さん」にもその恩恵が巡って来ることを期待したいところです。
イベントが終わると、続いて駅前の「あいふる316」という商店街を儀武さんがパレードしますが、ウェディングイベントが結構押してしまい、パレード自体も出発が繰り下がることに。予定では18時出発予定でしたが、18時30分を過ぎるとのことで、ちょっと帰りの心配が出てきます。行くときに乗れなかった「たまゆらバス」に乗りたいのですが、高速バスの最終便が18時51分発なので、ギリギリなところです。ただ、パレードの出発はさらに遅れ、18時45分頃に出発したので、パレード出発後にいったん駅前のバス乗り場に向かってバスを確認し、「たまゆらバス」ではないことが確認できたので、再び商店街に戻ってパレードを追いかけます。
パレードは、かぐやパンダ*5→佐藤監督夫妻→儀武さん→ももねこ様(ウェディングイベントで本堂にいたももねこ様)の順で進んでいきました。儀武さんは先ほどのイベントとは打って変わって、竹原らしくかぐや姫の衣装で現れ、いっそう華やいだ雰囲気になりました。儀武さんと街の人・ファンとの距離も近く、儀部さんの笑わせるコメントが聞けたり、沿道の出店から差し入れがあったりと、終始和やかムードで商店街を練り歩いたのでした。商店街の終点に来たところで、儀武さんと監督夫妻がお迎えの車に乗り込みパレードが終了し、ウェディングイベントの全日程が終了したのでした。

*1:この時点で11時過ぎ、イベント開始が14時

*2:http://tamayura.info/news/1842/」を参照

*3:整理券150番まではいすが用意されていた

*4:ほぼろの店主・八色ちもさん役

*5:竹原のゆるキャラ