50年目のご開帳

というわけで、今週末は鉄道イベント集中ウィークでして、昨日土曜日がJR東日本大宮総合車両センター、今日は神奈川臨海鉄道横浜本牧駅京急久里浜工場の公開日です。昨日の大宮は野暮用で行けなかったので、地元で行われる今日の2つに全力投球することに。まずは横浜本牧駅のイベントです。
トピックス
横浜・川崎地区の臨海工業都市をネットする神奈川臨海鉄道が創立50周年ということで、初めての公開イベントが行われました。横浜本牧駅が会場ということで、最寄りのJR駅からのアクセスが良くないのですが、そこは根岸駅からシャトルバスが出るということで、日曜朝の日課*1を済ませてから家を出て根岸駅に向かうと、バス乗り場に向かって多くの人が向かっていきます。しばし並んで、3台ほどバスを待ったところで潜り込め、15分ほどで横浜本牧駅に到着です。


以前、ブラタモリで紹介されるまで全く未知の存在だったC56 139号機。入場列と別に近くで撮影するスペースへの入場列もありましたが、若干列が伸びていたのでちょっと離れた会場内から撮りました。それでも人ごみに紛れることなくスッキリと収まります
 
現在の石油輸送の主役、タキ1000のトップナンバーとギンギラギンなタキ43000。根岸のENEOS輸送ではタキ1000がメインで、タキ43000の方はほとんど見かけることが無くなりました。しかも、「駅長さん」が知っているのは黒や紺色のタキというイメージで、銀色のは初見に近いくらい珍しいものかと
 
SLと反対側(根岸駅寄り)には、今の神奈川臨海鉄道を文字通り牽引するDD5518号機とDD602号機が並んでいます

タキ43000の隣に展示されていた、保線係員が乗るであろうミニカー。JR東日本だとレールスター*2なんて呼ばれていますが、それよりもかなりミニサイズです
 
ここでいったん会場を出て、産業道路の側から撮ってみることに。こっちからの方がC56を至近から撮れるので、走行実演の時間が近づくにつれて人が集まってきたりして
 
年に何回かしか出動せず、しかも深夜帯の移動が多くてなかなか人目に着かないシキ1000も間近で見れました。細かい表記もバッチリ撮れるので、模型派にも参考になる写真が撮れたかと

シキ車のお伴になるヨ8000
 
今回の目玉は、ブラタモリの時ですら機関庫内からほとんど出なかったC56を表に出して、しかもDD602が引っ張る無動力状態とはいえ、走行デモンストレーションです。時刻前にスタッフが運転台に乗り込み、何やら作業をしだすと床下と煙突から煙が出始めました。ボイラーを炊いている雰囲気は無かったので、炭かなんかを使って煙を出すようにしたのでしょうか?
やがて動き出しますが、始めは海側に向かってちょっと動き、そこから根岸駅側に向かって動きます。「ちょっと行って止まるんだろうな」という観衆の思いをよそに、車両は結構遠くまで進んでいきます。「まさか、このまま根岸駅まで(笑)?」と思いましたがさすがにそんなことは無く、画像に見える横浜本牧駅の駅事務所の辺りで止まってまた折り返してきたのでした

で、SLのデモンストレーションが終わったところでシャトルバス乗り場に向かい、午後の部に向けて移動を開始したのでした。

*1:例のアニメを見てポイントを貯める作業

*2:not 新幹線