最終日が一番雪深い

(この日のエントリーは1月21日にアップしました)
さて最終日、今回の旅の最終目的地は岐阜は高山ということで、「氷菓」の舞台を訪問します。名古屋から「ひだ1号」に乗り込み、車内販売が無いことにションボリしつつ*1、キハ85に揺られます。美濃太田を過ぎると山の中に入って行き、それに比例して沿線の景色を白くなっていきます。道路が濡れていたので、朝にかけて平地では雨が、山間では雪が降っていたのかもしれません。実際、山間では森の木々に粉砂糖を振りかけたように雪がかかっていました。そこからさらに山に入り、下呂に着くころには結構雪が積もってきました。最速の2時間16分で高山に着くと、今回のお出かけの中で最も多い雪が「駅長さん」を出迎えたのでした。
で、ここから「氷菓」の舞台訪問パートですが、昨年末のコミケで買った「氷菓」の舞台訪問ガイドを忘れるという失態を犯したので、何となくの記憶を頼らざるをえません。ま、「古い町並みが残っている辺りに行けばなんとかなるだろう」という思いで歩きだし、途中から商店街の「まるっとプラザ」というアンテナショップ店内に氷菓の展示が見えたので入って見ると、一角が氷菓のコミュニケーションスペースになっていました。同時に、舞台訪問マップが置いてあったので、ありがたく頂戴して訪問のお伴にしたのでした。そこから商店街から朝市通り、古い街並みとたどって日枝神社まで行って、雪積もる参道を恐る恐る上って参拝し、締めにバグパイプによってコーヒーブレイクをしたのでした*2。最後に「千反田える米」を買って*3を買って高山駅へ戻り、松本行きのバスに乗ったのでした。
松本行きのバスは、高山バスセンターから乗ったのが「駅長さん」一人と、かなりさびしい状態で発車です。ま、完全オフシーズンの木曜日で13時50分に高山を出るバスなんで、こんなものなのかもしれません。バスは国道158号をひた走りますが、途中から雪が除雪しきれていない場所がちらほら。この5日間、北陸から京都、滋賀、高山と巡りましたが、この高山から松本にかけてが最も雪の多いエリアでした。平湯温泉で若干の乗客を乗せ、安房峠を文明の利器といえるトンネルで抜ければ、そこは長野県です。雪に覆われた山道を降り、新島々の辺りで雪が降ってきて後の行程に気をもみましたがそれもすぐに止み、バスは時刻通りに松本駅に到着したのでした。そこからスーパーあずさ28号に乗って、呑んだり駅弁食べているうちに八王子に到着し、横浜線に乗り換えて少しずつ現実に戻しつつお家に帰りついて、今回の「中日本萌え奇行」を終わったのでした。

*1:3.16のダイヤ改正以降はJR東海管内の在来線特急から車内販売が無くなるそうで…

*2:このあたりはあとで画像を追加します

*3:コレの詳細は「TVアニメ「氷菓」オフィシャルサイト GOODS/氷菓x飛騨高山」を参照してください