午後はたそがれ気分で鉄分補給

さて、お昼過ぎに浜松工場を後にし、再び東海道本線に乗って帰り道につきます。ただ普通に帰るのもアレなんで、金谷で降りて大井川鉄道に乗ることに。お隣りさんのブログ経由で「たそがれ終電きっぷ」があるのを知ったので、千頭まで黄昏れてみようという魂胆です。
というわけで、続きは後ほど長らくお待たせしました、以下9月4日に追加しました)

というわけで浜松駅から約40分、いつもなら18きっぷで通過するだけの静岡県内ですが、今日は金谷駅で途中下車します。
 
お目当てはもちろん大井川鉄道な訳ですが、SL列車には目もくれず、往年の名列車に乗ってみることに。大井川鉄道では「たそがれ終電きっぷ(PDFはこちらから)」を発売していて、15時以降なら2000円で金谷〜千頭間が乗り放題になります。「駅長さん」もせっかくなんでたそがれてみようと言う魂胆です。恥ずかしながら、大井川鉄道は初体験ですし。
で、当該の切符を買い求めホームに上がると、元近鉄車の千頭行きが到着しています。外装はもちろん、車内も当時のままです。

途中でSL列車と交換したり…、
 
茶畑の中を走ったり大井川と並行したりしつつ、1時間20分ちょっとで終点の千頭に到着です。

千頭駅に着いたのは16時25分でしたが、SL列車はとっくの昔に発車していて、しかもアプト式井川線との接続もない列車だったので、駅周辺は閑散としています。
 
 
とりあえず駅周辺をぐるりと回って、駅構内を見渡せるところから写真を撮って時間をつぶし、30分後の16時54分発の金谷行きで折り返します。SLから旧型の電気機関車、元西武の機関車などが留置されていて、結構興味深いものがあります。時間があれば、アプト式井川線にも乗ってみたいものです。

で、折り返してきて35分、川間温泉笹間渡駅に到着です。ここから歩いて10分とかからないところに川根温泉ふれあいの泉という日帰り温泉があるというので降りてみた次第です。ちなみに温泉に寄るだけだったら、「川根温泉ふれあいの泉クーポン(金谷駅から温泉入浴料込みで1820円)」もあります。

大井川鉄道の鉄橋が見える露天風呂でひとっ風呂浴び、湯上りのビールを頂いているうちに日が暮れ、駅に戻ると田舎の夜の駅の風情が漂っています。
 
来た電車は元南海電車です。日曜の19時台の上り電車なので、ほぼ貸し切り状態で金谷までたそがれることができました。

金谷からは再び「おとなの18きっぷの旅」として、東海道線を延々と上っていきます。ちなみに、川根温泉笹間渡駅を19時38分発の金谷行きに乗れば、静岡・熱海と乗り継いで品川行きの最終電車に乗れるので、東京23区内なら余裕で帰って来れると思います。