すべてが奇跡的

さて、今日21日は日本列島の太平洋側を中心に金環日食が見れる日です。「駅長さん」は今日がお休みということもあって、一昨日の静岡で日食眼鏡を買い込んでスタンバイすることに。朝6時30分に目が覚め、カーテンを開けると…、
どんより曇り空&雨降ってるよ〜
テレビを付けると、北関東は晴れているようで、東京都心でも太陽の動向は確認できているようです。幸い雨脚も弱まり、雲が薄くなってきたので、ここは「駅長さん」の引きの良さに賭けて出かけてみることに。近所の高台にある公園で見ることにしますが、その道が駅への通り道になっているので、高台から降りてくる通勤者から微妙な視線が…。ま、金環日食があるといったって、月曜の朝にそこそこ若い男性がカメラ片手に公園に向かっているんですからね、しかも天気悪いし。
公園に着くと、先客は1・2人といったところで、その傍らを駅へ向かう通勤者があわただしく階段を下って行きます。雲が薄くなり、切れ間から太陽が顔を出してきました。日食めがねを通して見ると、3分の1くらいまで日食が進んだ頃でしょうか。流れる雲に一喜一憂しつつ、時折ツイッターもチェックしていると、少しずつ暗くなってきました。見上げると、雲がフィルターになって太陽のリングがくっきり見えているではありませんか!?その頃には人が集まってきていて、見てる人が歓声を上げていたのでした。

ホントはフィルターを付けないといけませんが、カメラをダメにする覚悟(爆)で直撮りしてみました。
地球・月・太陽が一列に並ぶのは約5分間、その奇跡のわっかが欠け始めると、厚い雲が流れてきて太陽を遮り始めました。それでも雲の切れ間から太陽を見続けて、3分の1くらい戻ってきたところでお家に帰ったのでした。
今回いろんな奇跡が重なって、世紀の天文ショーを見ることができました。次は2030年の北海道ということで、まだ悠々自適な生活をしている年齢ではありませんが*1、日食めがね片手に北海道へ渡りたいところです。

*1:むしろ閑職に追い込まれているかも(笑…えない)