ぶらり東海道本線、18きっぷの旅

とりあえず一昨年のご褒美を消化しに名古屋まで逝ってきます。続きは後ほど。
(以下、3月20日に追記しました)
というわけで、東海道本線を下って行くのですが、先日のダイヤ改正で、東京〜静岡を直通していた唯一の普通列車が沼津で分離されてしまいました。JR東海の特急型車両・373系で運転されていたこともあって、18族から重宝されていたので残念なかぎりです。今日はそのダイヤ改正を検証すべく、その時間に合わせて移動してみます。
後輩ちゃんと落ち合い、静岡行き改めて沼津行きになった321Mに乗り込みます。列車は373系9両からE231系10両編成になってキャパシティは増えましたが*1、座席数が減ったので椅子取りゲームは大変になったかも?「駅長さん」たちは先頭車でボックスシートを確保できましたが、乗り降りはあるもののガラガラになるわけでもなく、JR分け目の熱海を越えて終点の沼津に到着したのでした。以前ならこのまま寝ていても静岡まで連れていってくれましたが、今後はここ沼津での乗り換えが必須になります。乗り換える先は211系+313系の5両編成です。しかしまあ、373系9両の代替列車が5両編成というのは、いくらロングシートとは言え酷な話のような…?実際、各駅には通勤客が待ち構えていて、富士を発車した頃にはかなり混み合ってきました。18期間で乗客層が違うでしょうが、4月以降学校が始まった辺りの混雑の列車の遅れがちょっと心配です。ま、その辺りは苦情が殺到して、次のダイ改で6両編成になりそうですが(笑)。
朝ラッシュのピークとも言える8時28分に、満員御礼状態で静岡駅に到着しました。乗り換えの浜松行きは同じホームで乗り換えられますが、6両で静岡に来たものの3両切り離してしまいます。ラッシュとは逆方向とは言え、この両数では座ることはままなりません。それでも焼津で席にありつけ、とりあえず一安心です。浜松ではクロスシートの新快速に乗り換え、一気に名古屋を目指します。途中、名古屋の知人から「スケジュールが空いているので付き合えますよ」と連絡があったので、金山で新快速を降りて中央西線大曽根で待ち合わせです。東京ではあまり見ない薬膳ラーメンの店で昼食を食べ、横浜の家系ラーメンには全くないあっさりとしたラーメンを美味しく頂きました。
ここからが本チャンの「リニア・鉄道館」見学です。一昨年、それまでJR東海ミュージアムとして唯一だった佐久間レールパークが閉園になるときにポイントラリーを行い、そのご褒美に「リニ・鉄」の招待券を貰ったのですが、その期限が今月一杯だったので、なんとかスケジュールを調整して来た次第です。名古屋からあおなみ線に乗って19分、終点の金城ふ頭の駅前に「リニア・鉄道館」があります。飛び石連休の谷間とは言えもう春休み、多くの家族連れで賑わっています。中に入ると、JR東海の高速化の系譜としてC62・新幹線試験車300X・リニアモーターカーMLU500が並んでいます。いずれも鉄道の発展に寄与した車両で、外観はもちろんC62とリニアモーターカーは車内も見ることができます。
その奥には東海エリアで活躍した車両が展示されていて、先日引退した300系新幹線をはじめ、0系・100系が揃っています。特に0・100系は食堂車も展示されていて、今では感じられない「新幹線の旅」の雰囲気をかいま見れます。在来線の方は旧型車両の車内が見学出来るようになっていて、佐久間レールパークの時とは若干雰囲気が変わっています。特別展として「さよなら300系新幹線」特集が行われていて、こちらも貴重な資料や映像を堪能したのでした。一通り見て回り、飲食スペースでマッタリしているうちに、なんだかんだで閉館時刻が近づいてきました。展示スペースに戻ると、さっきまでの喧騒が嘘のように静まり返っています。時間との戦いですが、車両をしっかり撮りたい時は閉館時刻間際を狙った方が良さそうです。ちなみに今回はシミュレータのチャレンジはしませんでしたが、希望者は入場時に貰うパンフレットにある抽選券を箱に入れ、当たったらシミュレータの権利を買うシステムになっています。ここらへんはJR東日本鉄道博物館と異なりますが、どっちの方が良いんですかね?
再びあおなみ線で名古屋に戻り、今宵の宿にチェックインしたのち、友人と一緒に名古屋で有名な台湾料理の「味仙」で懇親を深めたのでした。ま、ツイッターのフォロワーさん向けにTLを酒と料理で埋めようとして、その頼んだ料理がことのほか辛くて、翌日のお尻が大変だったのはここだけの秘密ってコトで(笑)。

*1:もっともグリーン車が2両あるので、普通車ベースでは減かも?