最終日は鉄むすで

というわけで、今回のツアーも最終日です。今日は函館市内をうろつきます。函館市電では「ひかりの電車」というイルミネーション電車を走らせていて、そこに鉄道むすめの松風かれんさんがラッピングされています。昨夜も遅い時間に着いたにもかかわらず、函館駅前で待ち構えたものの出会えず、今日はそのリベンジです。
まずは朝市で海鮮丼といかソーメンを奮発し、函館駅前から市電に乗って駒場車庫前を目指します。途中すれ違うことなく駒場車庫前に到着すると、車庫でお昼寝していましたorz。ただ、いる場所が朝の一仕事を終えたばかりか、もしかしたらどこかで車両交換で出番がありそうな感じ。ここはワンチャンに賭けて、いったん離脱します。再び函館駅前に戻り、摩周丸を見に行くコトに。
今日の函館は、晴れているかと思うと急に吹雪になったりするお天気で、ちょうど駅から摩周丸への道のりがその吹雪いている時だったので、「駅長さん」は真っ白になってしまいました。摩周丸青函連絡船で活躍していた船で、今はその活躍を後世に伝えています。青森の八甲田丸と比べると展示スペースは小さいですが、それでも当時の座席があったり、連絡船のラストシーズンのポスターがあったりと、「駅長さん」も一度乗ってみたかったと思わせるモノでした。
で、今度こそ「駅長さん」の引きの強さを信じて、再び駒場車庫前に向かいます。途中すれ違うことなく、「やっぱりダメか」と思って駒場車庫前に着くと、ちょうど「ひかりの電車」が湯の川から来てどつく前に向けて発車して行きました。おっと、走っているのは喜ばしいですが、まさかのすれ違いです。それならば折り返しの十字街で迎え撃とうかと、次の谷地頭行きで十字街へ移動します。また雪が強くなる中、お目当ての「ひかりの電車」が来ました。車両の中央には、松風かれんさんと歓迎のコメントが貼り出されています。車内は基本的に冬をイメージして装飾されていますが、しっかり松風さんもそこに一役買っています。函館市では松風さんを使ったグッズが出ていて、鉄むすファンとしては嬉しい限りです。「ひかりの電車」を五稜郭公園前で降り、函館のご当地ファストフード・ラッキーピエロハンバーガーを食べ、湯の川から折り返してきた「ひかりの電車」に再び乗って、函館駅前に戻ります。駒場車庫前で見かけた段階で、帰りのスーパー白鳥まで約2時間半といったトコロで、厳しいスケジュールでしたが、なんとか25分前に戻って来れました。まだまだ、「駅長さん」の引きも捨てたモンではありません。
これで今回の全日程が終わり、あとは帰るだけです。帰りはスーパー白鳥40号→はやぶさ6号のリレーです。去年の雪ミクツアーの帰りと同じですが、新幹線がはやぶさになったので、東京着が40分ほど早くなります。白鳥は交換列車の遅れで新青森到着が5分ほど遅れたものの、はやぶさは最近発生しているトラブルに巻き込まれるコト無く(笑)、東京に時刻通りに到着したのでした。いやはや、函館から5時間半で東京とは、青函連絡船の時代では考えられませんね。