結局、弾丸ツアーにしました

(このエントリーは、1月29日17時30分にアップしました)
さて、東京駅からは「こまち15号」に乗って、大曲経由で湯沢に向かいます。お隣の上越新幹線はスキーシーズン真っ盛りで込み合っていますが、我らが東北新幹線の方は落ち着いています。時刻通りに東京を発車し、駅弁を食べ、ウトウトしているうちに白河ことりの関を越え、白銀の東北の地に入りました。郡山・福島辺りは真っ白でしたが、仙台から一ノ関くらいまでは雪も少なく、ちょっと拍子抜けです。それでも盛岡に近づくにつれ再び雪が増え、田沢湖線に入って雫石を過ぎると途端に雪の量が増えてきました。峠を越え、羽後四ツ屋のJA倉庫を見れば、大曲に到着です。

 
大曲駅の新幹線ホーム入口には、まだ見ぬE6系タイプのピクトグラフが付いていました。JR東日本だと、東北・上越はまだ200系のピクトグラフなんですけどね…。大曲からは雪ダルマになった701系で湯沢に向かいます

湯沢に到着すると、先に車で到着している大人向け呑み屋部のメンバーと落ち合い、羽後町の中心部に向かいます。一通り挨拶回りをしたら、花嫁道中のスタート地点である町役場に向かいます。


ホロ:「今年もこの雪中行軍の時期が来たのぅ。今年も頑張って完走するぞ!」
 
ホロ:「各集落ではお祝いのお祭りが行われて、町全体でこの二人を祝っておる感じじゃな」「峠道に入ると大変じゃが、途中には街を一望できるスポットがあるんじゃ。今年は明るいうちに来れたから、写真を撮るのも簡単じゃ」

ホロ:「峠の上では新郎新婦が大きなキャンドルへの点灯式を行うんじゃ。暗いから写真を撮るのは大変じゃが、生で見ると結構幻想的でいいもんじゃよ」

さて、3回目の花嫁道中への参加になる「駅長さん」は、勝手知ったる感じで受付からスタートまで見届けます。基本的に、この花嫁道中に随行する「キャンドルライトウォーキング」に参加するのは、地元の中学生の他にウチら大人向け呑み屋部のメンバー+アルファといった感じなのですが、今回はJAうご繋がりで「西又葵先生と行く羽後町まるごと満喫ツアー冬の陣」が行われ、この花嫁道中にも随行することになっています。なので、いつになく大人数で峠道を登っていきますが、一旦歩きだしたらゴールするまで脱落できない*1苦行ですが、しっかり全員が完走したのでした。やっぱり夏・冬の有明で鍛えられているからなんでしょうかね(笑)?ま、↓のエントリーにもありますが、我らが大人向け呑み屋部が属する「名誉町民」と一方の「親善大使」とでは少なからず因縁があったりするんですが(爆)、根っこに流れている血はお互い同じなので、和気あいあいとした雰囲気でウォーキングを楽しんだのでした。

 
ゴールの長谷山邸では結婚の神事とセレモニーが行われた後、邸内で披露宴が執り行われます。セレモニーの締めには大輪の花火が長谷山邸の上に咲き乱れたのでした。

で、町の送迎車で町役場に戻り、今年の「ゆきとぴあ七曲花嫁道中」は終わりです。今回はとあるツテで車に乗せてもらうことができたので、弾丸ツアーでご帰宅することにしました。秋田付近はもちろんですが、意外なところで福島付近でも大雪に見舞われてドライバー氏には厳しい条件でしたが、無事に帰って来たのでした。

*1:一本道の峠道で途中に人家らしい人家が無く、引き返しても峠道を下るしかない