のんびり丹後を鉄旅

itoshige2011-12-08

西舞鶴にコマを進め、14時05分発の豊岡行き・けいおん!列車まで2時間のインターバルがあります。地図を見ると日帰り温泉がありますが、歩いて行くには躊躇しそうな感じ。なので、駅前の喫茶店でランチタイムです。舞鶴は肉じゃがの発祥地とのことで、肉じゃがオムライスを頂きました。和と洋が美味しく融合していて、ペロリと頂いたのでした。駅前を散策すると、ローソンがあったので放課後いちごオレ(律ちゃん隊員)を買い込み、駅に戻ります。ホームに上がると、けいおん!車両はまだ待機中で、ホームの端から山に面した方をバッチリ撮ることができます。そのあと13時49着の上り列車が到着し、そのまま車庫に引き上げるとお待ちかねのけいおん!列車が入線してきます。乗り込むと、車内は痛々しく(笑)ラッピングされています。ま、京阪の例があるのでそれと同じ位と思ってもらえればよろしいかと。ソレと分かる人は「駅長さん」ともう一人位しかおらず、学校帰りの学生か町から帰るお年寄りがほとんどです。学生さん達は結構な確率で写メを撮っていて、けいおん!の認知度の高さが伺えます。
列車は西舞鶴を発車し、一路豊岡を目指します。朝降っていた雨もこの時間には止みましたが、由良川橋梁には写真屋の姿はなさそうでした。車内の乗客の動きはさほどなく、天橋立まで意外と座席がほぼ埋まった状態でした。で、車両の山に面した側は西舞鶴で撮れましたが、海に面した側はまだ撮れていません。天橋立で10分停車があるのでチャンスかなと思いきや、隣に「はしだて」が止まっていて思い切り被っていたのでした。天橋立で乗客が入れ替わり、「はしだて」からと思しき観光客もチラホラ。天橋立を出て野田川から先は「駅長さん」の未乗区間で、列車は丹後半島の付け根を横断するように山登りに挑みます。その先、網野と丹後神野で長時間停車があり、なんとか海に面した側も撮れたのでした。車内は高校生の入れ替えはあるものの徐々に空席が目立ちはじめ、木津温泉で前述の観光客が降りると本格的にガランとしてしまいました。久美浜を過ぎると兵庫県に入るので乗客が増えることも期待できず、そのまま終点の豊岡に到着したのでした。