岡山行きは鉄分補給しながら

というわけで徳島駅に着き、11時45分発の徳島線阿波池田行き普通列車に乗ります。岡山に行くなら高徳線経由の方が速いのですが、ソレだと18きっぷの1日分の金額に届かないので*1、距離を稼ごうという魂胆です。列車はワンマンの1両で、座席が埋まるほどの乗り具合です。
まずは徳島平野を淡々と進み、牛島で後続の特急・剣山5号に道を譲り、対向の特急・剣山4号を待つために13分の停車をします。鴨島で4割程度の乗客が降りると、線路は平野部を抜け山地に入っていきます。徳島線は「よしの川ブルーライン」と愛称が付いていますが、列車からは余り見るコトが出来ず残念です。そんな吉野川がチラッと見えると、沿線最大の街・穴吹に到着します。ココで大多数の乗客が降り、車内はガラガラに。そのまま佃に到着し、土讃線に乗り換えます。剣山6号が通過したあと、多度津行き普通列車が来ます。土讃線を上る久しぶりの普通列車のせいか、車内は程よく混み合っています。列車は坪尻駅に差し掛かり、意外なほど乗客が降りていきます。この坪尻駅は、スイッチバックの駅として有名なので、鉄分高い人たちが降りたのでしょう。上り列車はまず駅に入って乗客の乗り降りをさせて、発車時は一旦バックして側線に入り助走をつけて本線を進みます。讃岐財田を過ぎると讃岐平野をめがけて下っていきます。下り終わると琴平駅に着き、こんぴら参りをしたいところですが、さすがに800段近い階段を上り下りするのはしんどいのでパスさせてもらいました(笑)。
琴平からは快速サンポートに乗って高松に向かいます。121系はモーター音も高らかに走行し、約50分で高松に到着しました。

*1:6thミッションも考慮して