意外なところででかい余波

さて東日本大震災から2週間が過ぎ、関東エリアでは節電ムードが高いものの、少しずついつもの日常に戻りつつあります。ただ、通勤の京浜東北線の中づり広告やディスプレイは相変わらず閑散としていて、こちらの方はいつになったら復旧するんでしょうかね?
そんな傍らですが、昨日あたりから京浜東北線の自動放送で英語パートが若干変わっています。某巨大掲示板にそんな書き込みがあり、たまたま乗った編成が当該編成で、聞くと駅名の発音が今までの英語っぽい発音から、日本語に近い発音に変更されています。イメージ的には、「The next stop is Yokohama.」から「The next stop is よこはま」と読んでいる感じでしょうか?山手線では結構前に切り替わっていますが、山手線と違うのは「The doors on the left side will open.」の部分に変更が無く*1、駅名の部分だけ差し替えているところでしょうか?他の自動放送が導入されている路線にも波及していくんでしょうかね?


一方で、関東地方では計画停電の影響でダイヤの乱れが生じていますが、ここにきて新たな懸案事項が…。
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175264_799.html
JR西日本では、車両保守部品の確保が困難になるとのことで、一部列車の運休に踏み切ります。プレスリリースによれば、183・381系や103・113・205系といった国鉄型車両が中心ですが、JRの初期型である221系も対象になっています。要するにVVVF制御で無い電車が対象になります。となると、JR他社はもちろんのこと、他の私鉄にも影響が及びそうです。さしあたりJR東日本でも、まだまだ205系が主役を張っている路線は多いですからね。その部品のストックがしばらく持つんであれば問題なさそうですが、ストックが付きるのが先か、工場の操業再開が先か、ちょっと気になる事態ですね。

*1:山手線だと「left side」の部分をゆっくり読み上げる