朝も早くから…

というわけで、昨夜はドリーム大阪号に乗って東名高速を下りました。この7月からのダイヤ改正で「ドリーム号」に名称が統一されるため*1、現行の名称で乗れるのはこれが最後になりそうです。バスは程良く乗っていて、さほどの窮屈感もなく、前日の寝不足のおかげもあって足柄で一休みした後はそのまま爆睡コースなのでした。
夜が明けると、窓ガラスに当たる雨の音で目が覚めます。と同時に千里ニュータウン到着を告げる放送が流れ、外を見ると結構良い雨が降っているようです。そこからしばらくして、大阪駅に到着です。
で、お目当ての「はまかぜ1号」ですが、大阪の発車は9:36分で、まだ3時間近く余裕があります。なので、コインロッカーにキャリーを預け、御堂筋線に乗って動物園前まで。そこから通天閣を見つつ、24時間営業の居酒屋に心引かれつつも(爆)、ちょっと歩いてでんでんタウンまで散策してきました。さすがに街は寝静まっていますが、萌え看板を撮るには好都合です。何枚か写真を撮り、またしばらく歩いてなんば駅へ。せっかくですから、神戸となんばを結ぶ画期的な阪神なんば線の初乗車です。近鉄の電車で尼崎に向かい、尼崎で写真を撮りつつ梅田に戻ります。


ホロ:「これが通天閣か。このあたりは雑多な感じが勢いを感じさせるのぅ。お、そこの呑み屋は朝からやっておるぞ」
駅長さん:「そんな、朝から呑むなんて無理ですよ。もうちょっと歩くと電気街に行けるから、そこまで行ってみよう」

ホロ:「ここが大阪なんば駅か。ここのどこが画期的なのかや?」
駅長さん:「これまでは神戸のほうからなんばへ行くにはどこかで乗り換えなきゃいけなかったのが、この阪神なんば線が開通したことで乗り換え無しで行けるようになったんだ」

駅長さん:「阪神尼崎にて、近鉄電車と阪神電車の出会い。考えてみたら、JRにしろ阪神にしろ、尼崎駅は重要な要所になっていますね」

ここでキャリーを引き取り、お待ちかねの「はまかぜ1号」ですが、その前に近くの本屋へ寄ります。時刻表を買うのが主目的ですが、どういうわけか某テレビ雑誌が「ラブプラス+」とコラボしてご当地表紙版を出しているので、その関西版を買ってしまったのでした*2
ホームにあがると、程なくして「はまかぜ1号」が入線します。4両とは言え国鉄型特急列車としての風格を携えての入線ですが、乗り込む人はチラホラなのが残念なところ。そろそろゴールも見えているせいか、写真を撮る人も意外といます。で、今回は奮発してグリーン車に乗ります。重厚な感じのシートに座ると背もたれが物足りなく感じますが、これが国鉄型のシートなのです。発車時刻を迎え、浜坂までの約3時間半の道のりが始まります。JR型の気動車に比べれば加速は鈍いですが、それでもハイパワー型だけあって加速時には重低音と共に加速していきます。


ホロ:「お、ようやく“はまかぜ”に乗れるのじゃな。乗る人が少ないのは残念じゃが、堂々とした雰囲気を持っておる列車じゃ」

*1:今はドリーム+行き先が愛称になっている

*2:あーあ、アキバだったら全種まとめて買えるのに…。いやいや、ネタは地産地消が大事ってことです