さあ、わっちと旅立つのじゃ!

というわけで、ひとっ風呂浴びて身を清め、「能登」の待つ上野駅へ向かいます。23時ちょっと前に着いて「北陸」の発車を見届けるのですが、さすがにラストまで半月になった日曜日、かなりの人が出ています。そんな人並みに揉まれつつも写真を撮り、23時03分、「北陸」はほぼ満席の状態で発車していきました。

 
ホロ:「やはり夜行列車といえば、寝て行けるほうが快適じゃ。今宵はこっちに乗っていくのであろう?」
駅長さん:「あ、いや、今夜は次の夜行列車で行くから、残念ながら横になりながら行くことはできないよ」
ホロ:「なんと!こっちならシャワーもあるというのに…」

その後は「能登」の入線ですが、マニヤを隔離するためなのか、通常の15番線から13番線に変更になっています。23時10分頃、「能登」の489系がゆっくりと入線し、一斉にシャッターを切る音が響きます。「駅長さん」は今度の臨時列車化で無くなるグリーン車を奮発し、あてがわれた席に座ります。で、↓でも触れたビッグなサプライズゲストですが、いつもお世話になっている平木氏が上野駅で待ち構えていたのでした。お互い席をしっかり隣り合うように取り、発車を待ちます。さすがにグリーン車はほぼ満席といった感じですが、指定席&自由席はさほどでもなさそうです。ま、今日なら500系「のぞみ」→489系「能登」→485系雷鳥」の黄金リレーでグルッと回れますし…。

 
ホロ:「こっちの列車もずいぶん年季が入っておるの?」
駅長さん:「なんせ、自分の年よりも長生きだからね」
ホロ:「この“急行”というのも残り少ないんじゃろ?」
駅長さん:「そうだよ。この“能登”が廃止されると、定期の急行列車は残り2本になるかな」

で、大宮・熊谷・高崎と進んでいき、アルコールを片手にとりとめのない話をしていると、お休み放送が流れてきました。…っていうか、
大糸線の中土〜南小谷間は、線路下の土砂が流出したためバス代行になります。
な、なんだって〜!?まさか糸魚川でイベントが行われていた裏で、そんな事態になっていたとは。2日は大丈夫かしら?ま、それはそれで貴重な経験ですが、心配しても始まりません。そのときはそのときの風が吹くってことで、そろそろお休みにします…。


ホロ:「やっぱり夜汽車で飲む酒は格別じゃ!」