混乱に乗じてラッキー巡る?

敦賀では、この後の京都までの長丁場に備えて駅弁を買うことに。ちらし寿司弁当を買いつつホームで待っていると…、
「今度の新快速・姫路行きは近江今津行きに変更となります」
な、なんだって〜!理由は不明ながら到着が7・8分ほど遅れているようです。ま、近江今津まで行くのであれば駅弁を食べる暇は取れますが、ちょっと慌ただしくなりそうな予感。そもそも、近江今津から先の乗り換えが不安材料になります。基本的にはノープランなお出かけですが、一応のゴールに向けて時間は追ってあるので計画の再変も視野に入れなければなりません。
そんなことを思いつつ列車の到着を待っていると…、
419系キター!
敦賀までアーバンネットワーク化されて、もう湖西線には入らなくなったと思っていた419系近江今津行き列車としてやってきました。通常4両の新快速が3両編成なのでアレですが、席の確保は余裕で出来ました。ま、出入り口が狭いので、降りる人が多いと気ばかり焦ってしまいますが…。最後部車両のボックスを確保し、予定よりも7分ほど遅れて発車します。敦賀を発車すると、新疋田に向かって有名なループ線を登っていきます。583系時代から通い慣れた道でしょうが、最近ではとんとご無沙汰していた上り坂を、モーター音も心地よく登っていきます。これが223系のインバーター音じゃ風情が湧かないってもんです。


419系が走る機会が減ったマキノ駅を通ります

敦賀から湖西線との分岐駅である近江塩津、その先永原・マキノ付近までかなりの大雪になっていて、一面真っ白の銀世界が広がっていました。遅れた理由はわかりませんが、この大雪が理由だとすれば、この行きに感謝感激雨あられと言ったところですね。…それにしても、以前は永原〜近江塩津の間にセクションがあった頃はここを越える列車なんて多くもなかったのに、敦賀までアーバンネットワーク化されて1時間おきに走るようになってから419系が(代走とはいえ)走るのも、なんだか皮肉なものです。

 
近江今津では、階段の上り下りが必要な乗りかえでした。せめて、ここは同じホームで乗り換えられるようにして欲しいところですが、419系に乗れるんだったら(鉄分高い人的には)許容範囲かと。

419系の代走・新快速は、湖西線の線形の良さも手伝ってか、まるで特急のような走りっぷりで近江今津に到着しました。ここからは完全にアーバンネットワークに入るので、223系の新快速に乗り換えです。元々近江今津で停車時間があったので、419系がちょっと遅れて着いても223系の発車はほぼ時刻通りでした。雪は近江今津の辺りでうっすらと積もっているばかりでしたが、近江高島の辺りで完全になくなり、あとは琵琶湖を横目に親の仇でも取るかの如くカッ飛ばしていきます。
で、京都に到着し、ここから地下鉄に乗り換えて北大路まで行きます。本来なら、先月の京都行きの際に青い看板の店で新撰組八つ橋を買ったときにレシートくじをやると告知があって、その当選番号の告知がこの期間だったので照合するつもりでいました。ところが、昨夜出発して東京駅に着こうかという時に忘れたことに気づき、でも取りに帰ることも出来なかったので、これについては泣く泣く諦めることに。もう一つは今宮神社への参拝です。ご存じ「けいおん!」の聖地としても有名な神社で、痛絵馬を見に行こうという算段です。北大路駅から歩くこと20分、今宮神社に着いて参拝を済ませ、絵馬掛け処を見ると、この正月に奉納された痛絵馬がありました。さすがに多くはありませんが、やはり澪の比率が高いですね。もう、みんな「みっおみお」にされちゃってますね。参拝の後は名物・あぶり餅を食べ、再び京都に戻ります。