旅のラストは激混み

さて、今回の“秋の北海道「あ・げ・れ・ば」98%な旅”も全行程を終え、あとは帰るだけになりました。帰りはスーパー白鳥→はやての最速リレーですが、それでも東京まで6時間半かかり、物理的な遠さを感じます。とりあえず燃料を補給してホームに向かうと、子供たちの団体でごった返しています。どうやら修学旅行の帰りのようですが、指定席のほとんどがそれで埋まっていて、その合間に一般客が入るような感じです。ま、道中さほど騒がれなかったのは幸いですが…。


「今日はありがとうございました。また函館に来てくださいね!」

発車すると、まもなく函館本線から江差線に入り、もともとローカル線だった線路をかっ飛ばしていきます。気づいたら上磯を通過し、ついさっきまでいた函館の街並みが海の向こうに遠ざかっています。海峡線との分岐駅・木古内を発車し、特急列車しか止まらない知内にも停車し、発車すると直ぐに青函トンネルです。スーパー白鳥の車内には青函トンネルに入る時刻・最深部を通過する時刻・出る時刻が表示されています。せっかくの789系なので、先頭車両に行ってトンネル内の走行シーンを見に行くことに。ちょうど空いていたので見ていると、下りの白鳥とすれ違い、吉岡海底駅を通過するところでした。もうちょっとで最深部なので、そのまま見ていると、それまで白一色だった明かりが青・緑とカラフルになり、そこが最深部であることを知らせています。最深部を抜ければ当然のように上り坂になり、心なしか走りが変わったようです。そこを見届けた後、竜飛海底駅の通過とトンネルを出たのは自分の席で見たのでした。話では2015年新函館まで新幹線が開通するようですが、あと何回在来線で青函トンネルを通過するんでしょうかね?青森に到着すると子供たちが降りて、車内がちょっと落ち着きます。ここで進行方向を変えると、八戸まではあと1時間です。
八戸からは新幹線に乗り換えて、一気に東京を目指します。金曜日の18時台に出る上り新幹線ということもあり、コンコースの駅弁売り場はかなり混み合っています。乗り換え時間が17分あるので余裕がありますが*1、弁当の在庫の方が心配です。何とか買い込み乗り込めば、東京までの3時間はアッという間です。ま、そこからまた1時間かけてお家に帰らなければなりませんが、金曜の割に電車が空いていたので助かりました。やっぱり明日からシルバーウィークなので、みんなお早めご帰宅なのかしら?それとも夜通し呑んだくれるのかしら?
…というわけで、今回の旅の記録はこれにて終わりです。画像付きレポートとして清書するので、気を長くしてお待ちくださいな。

*1:いや、むしろ駅弁買わせるために時間を取っているのでは?