Cagayake Visitors!

さて、琵琶湖は日本一の広さを誇るだけあって鉄路で1周しても3時間かかります。寝起き直後の北陸本線、朝ラッシュまっただ中の湖西線、ラッシュと逆でまったり感のある琵琶湖線と、三葉の姿をかいま見れたのでした。欲を言えば、敦賀まで直流電化されたので、北陸本線湖西線の交直切り替え区間417系419系に乗れなくなったのは残念です。ま、敦賀から播州赤穂までアーバンネットワークになって、18族には恩恵なのかもしれませんが…。
で、彦根からは本題の「けいおん!」舞台訪問です。近江鉄道の釣り掛けモーター付きワンマン電車に乗って20分、豊郷駅に到着です。ここから歩くこと10分で、桜ヶ丘高校こと豊郷小学校旧校舎に到着です。事前に場所の調べを付けていますが、やっぱり現地に近づくと高揚感が高まり、実際に校舎が現れると感動を覚えます。旧校舎とあるように裏に新校舎が建てられていて、保存運動で一悶着あったのは記憶に新しいところですが、最近になって旧校舎の公開が始まりました。

 
左:見た目はライオンズカラーで新しそうな電車ですが、実はつり掛け駆動で走行時にはヴォーンと渋いモーター音が鳴り響きます
右:桜ヶ丘高校の正門から校舎を見渡します。#1で、唯ちゃんが時間を間違えたことに気づくシーンに象徴されるように、結構出てくるアングルです

校舎にはいると、階段には特徴的なウサギとカメの置物があります。童話「ウサギとカメ」の話をモチーフにしているようで、置物のかわいさと同時に教訓めいたものにもなっています。中央の階段を3階まで上がれば、軽音楽部の部室である音楽室(…のモチーフになった会議室)があります。室内には有志が置いていったティーセットが置いてあり、まるで4人がそこにいるかの如き演出がされています。また、黒板は落書き可とのことですが、今日は何も書いてありませんでした。「駅長さん」に絵心があれば何か描きたくなりますが、ちょっとおとなしめに部室にも描かれていた顔のマークを描いておいたのでした。


学校自体は歴史的建造物として保存されていて、1階には町の施設があって、その一角観光推進室の入口には「けいおん!」のポスターがデカデカと貼られています。
  
左:階段には、本編でもお馴染みのウサギとカメのオブジェがあります
右:件の音楽室は3階にあり、室内には軽音楽部のように4人が座っているように机が組まれ、その上に有志が持ち込んだティーセットが置かれています

他にも校舎内はもちろん、桜高祭でライブをして澪がお嫁に行けなくなった(笑)講堂のステージや、OPで演奏していた図書館など、豊郷小学校だけでかなりの舞台を拾うことが出来ます。

 
左:学園祭でのライブ会場となった講堂です。いずれはここで「けいおん!」を記念したライブイベントが行われるといいですね
右:OPで軽音部の面々がバンド演奏していたうちの1箇所、酬徳記念館の中です。

で、当初1時間の滞在予定でしたが、時間が足りないので滞在時間を1時間延長することに。豊郷からの近江鉄道が1時間ごとなので、こういう判断をしたのでした。が!しかし、小学校から駅に着くと、ちょうど数分前に電車が行った後なのでしたorz。どうするかな〜と考えたところ、JRの稲枝駅へ向かうバス路線があるのと、タクシーで10分1580円ということが分かりました。次のバスが40分後と微妙なのと、タクシーで1500円=約4km=歩いて1時間という方程式を導き出し、小雨降る中歩いていくことに。延々と歩き、結局稲枝駅行きのバスにも抜かれ(爆)、ちょうど1時間で稲枝駅に到着しました。
さて、ちょうど普通列車姫路行きが来ました。続いては唯ちゃんが住む京都市内を訪問します!