宇都宮7:37発1533M〜黒磯8:37発2129M〜郡山10:08発1135M〜福島11:00発3573M「仙台シティラピッド」

グリーン車の中で身支度を整え、さらに東北本線を下っていきます。お次は211系10両の黒磯行きです。とはいえ、付属の5両編成が2本付いたグリーン車無しですけど…。この時間だと通学時間にかかるので車内は混み合っていますが、前よりの車両には若干余裕がありました。ま、途中駅の階段が後ろ寄りにあるっていうのがその理由なんでしょう。

 
左:交直分け目の黒磯で、ベテランの211系から新進気鋭のE721系にリレーします。どうせなら、このまま仙台まで直通して欲しい…
右:大河原付近では「お花見徐行」をしてくれます。まだ咲き始めですが、ココロを癒すピンク色です

交直分け目の黒磯に着く頃には、10両を持て余す程度の乗客しか乗っていません。ここで、郡山行きに乗り換えです。郡山行きはE721系だったので、快適な1時間を過ごすことが出来ました。宇都宮辺りまでは沿線の桜も満開でこの世の春を謳歌していましたが、関東平野の北限が近づくにつれて減っていき、白河ななかの関をすぎると今度は梅の花が満開になってきました。いい感じの乗車率になったところで、郡山に到着です。ここで福島行きに乗り換えますが、待っていたのは701系でした。
ちょうど座席が埋まるくらいの乗車率で発車し、遠くに磐梯山を望みながらのクルージングです。確か、この辺りに桜の名所があるはずですが、全く見当が付きませんでした。鉄道史に残る松川事件の現場は確認できたんですけどね…。
福島からは、昨日の岡山から1100km・18時間の長旅を締めくくる、快速「仙台シティラピッド」に乗り換えです。これが719系だったので、都合東北本線を走る全形式に乗ることが出来たのでした。列車は藤田駅を出ると、東北新幹線東北自動車道とクロスしつつグングン坂を登っていきます。登り切ると白石で、さらにその先の大河原〜船岡の間には白石川の堤防に植えられた桜があり、桜の時期は徐行してくれるので、まだ咲き始めでしたが、大いに楽しませて貰いました。これが満開の時だったら、さぞかしココロも洗われそうですが、その頃には18きっぷの時期が終わってしまいますね…。
槻木を出ると仙台の近郊区間に入り、乗客が増えてきます。さすが東北一の都市と言った感じの混み具合となり、昨日の岡山18時1分から18時間15分経った12時16分にようやく仙台に到着したのでした。この後は“「らき☆すたねんどろいどぷらす”の身請けと「かんなぎ」舞台訪問フォローをしますが、その前に牛タンで腹ごしらえしておきましょう!