往時を忍ぶことは出来ず、…でも湯ったりまったり

北熊本で青ガエルと別れ、御代志行きに乗り換えです。北熊本熊本電鉄の要衝ともいえる駅で、各方面からの電車が一斉に集います。御代志行きが来るまでちょっと時間があったので、車庫にいる6000系と青ガエルの並びを撮ることに。6000系都営三田線にいた車両で、熊本電鉄では藤崎宮前御代志間を走っています。奥には南海から来た車両も止まっていましたが、止まっている位置が微妙に悪く、写真は撮れませんでした。で、6000系御代志行きですが、こちらも車内はワンマン機器を入れた以外はそのままです。都営時代の面影といえば、特徴のある吊革(レールと平行の三角形タイプ)とメーカーズプレートでしょうか?


熊本電鉄の主役とも言える6300系。編成によって前面ガラスの周りの塗り分けが異なっています。…って、この2編成は同じ塗り分けですけど(笑)

電車は約20分で終点の御代志に到着です。大昔にはこの先菊池温泉まで線路が延びていましたが、20年ほど前に廃止されて、ここからはバスの移動を余儀なくされます。多分駅舎と広場があった辺りがバス乗り場になっていて、電車を降りると目の前にバス乗り場があります。ちょうど菊池温泉行きのバスが来たので、当時を忍ぶべく菊池温泉まで行くことに。約40分揺られますが、事前調査なしとはいえ、やはり線路跡を忍ぶことは出来ませんでした。せっかく温泉地に来たのですから、ここは一つ湯っくりしていきたいところです。一応、日帰り入浴施設があるのを下調べしておいたので、そこへ向かいます。バスの終点からはわかりずらい位置にありますが、目印になる菊池市役所を見つけ、ようやく発見できました。お風呂自体は銭湯みたいな感じですが、お湯は温泉なのでノンビリとお風呂に浸かったのでした。
その後は再び熊本に戻ります。市役所前のバス停から、御代志行きのバスがあったのでそれに乗ることに。熊本へ向かうバスとは異なり、なな嬢七城という集落を通りますが、全くと言っていいほど人が乗って来ません。結局、この路線の独自ルート上では「駅長さん」ともう一人だけなのでした。御代志熊本電鉄に乗り換え、今度は藤崎宮前を目指します。昼下がりということもあり、各駅で乗客が増えるものの座席が埋まるほどではありません。そんな状態で藤崎宮前に到着です。
さあ、この後は「はやぶさ」乗車に向けて、ギリギリのスケジュールで熊本市内を右往左往しますよ!