30年前に逆戻り…?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080307-00000079-jij-pol
さて、昨今の原油価格の高騰には驚かされるばかりです。通勤途上に見かける、周辺地域と比べても比較的安いガソリンスタンドで、この間までレギュラー143円だったのが今日になって149円になっていたり、身近な食料品もじわじわと値上げをしたり中身が減ったりと、ともすれば第3次オイルショックに繋がりそうな勢いです。そんな中、政府では(地球温暖化防止にかこつけて)テレビの深夜放送の自粛を求めていくそうですよ。
こんなことでは、ニッポンのコンテンツ産業は衰退の一途を辿ってしまいますよ!
なんといっても、ニッポンが世界に広めようとしているコンテンツ産業の屋台骨であるアニメーションはこの深夜帯を中心に放送されているのですから、深夜放送自粛となれば、「それを発表する場がなくなる=制作意欲の減衰」といったデフレスパイラルに陥ってしまう可能性が出てきそうです。しかも、それを楽しみにしている視聴者も、数少ない娯楽を奪われたとなれば黙ってられない!というのが本音でしょう。もっとも、週に30も40もアニメをやっている現状が正常なのか?という疑問もありますが、少なくとも適正な量は放送してもらいたいところです。
どうせだったら、汐留の局の某ナイター中継の枠とか、赤坂の局だったら平日の12時台、お台場の局だったら火・木・金の19〜20時台、六本木の局なら平日の19〜20時台、神谷町の局だったら通販番組の枠を放送自粛にしたほうが、よっぽど省エネ効果が高そうな気もするんですけどね(笑)。
ま、現状では週11タイトルを見るのも精一杯な状態なので*1、仮に完全自粛になったら今まで溜め込んだDVDでも見るか、インターネットの波を漂うことになるので、家庭レベルでの省エネには繋がらなさそうです。

*1:しかも2週間遅れで視聴している。これがなかなか追っつかない