論点のずれた、次世代戦争

地デジ録画の新方式「ダビング10」は6月2日から--Dpaが発表 - CNET Japan」「ダビング10 - Wikipedia
というわけで、最近では

でお馴染み、「E&Eの東芝」関連のネタが続出しています。なんでも次世代DVD戦争の結果、東京通信工業の押す青いディスク*1が勝利したようです。やっぱり、「AIR」とか、「うたわれるもの」がBlu-Ray Discで出たのが勝因になったのかしら?
と、不毛ともいえる次世代DVD戦争が終結に向かったわけですが、消費者の専らの焦点は「ダビング10」にあると思うんですよ。いままで地デジ放送を録画した場合にHDD→DVDへ1回しか移動できず、しかも何らかの事情により失敗してもHDDからはデータが消えてしまうとの問題点がありました。それを解決するために、この「ダビング10」が開発されました。ビジネスの世界の「たられば」は禁句といいますが、もし、東京芝浦電気HD-DVDが「ダビング10」対応を早期に打ち出していれば形勢逆転していたかもしれませんし、いまなら投売り価格で通常のDVD・HDDレコーダーよりも安く手に入れられたかもしれません。
となると、ダビング10がスタートするのが6月なので、ゴールデンウィークのあたりから徐々に新機種ラッシュが始まってきそうです。各メーカーが今売っている機種で対応してくれることを表明してくれれば、この期末決算期からゴールデンウィークにかけて在庫処分セールで比較的安価で地デジ対応レコーダーが買えそうです。
…さ、そろそろ「駅長さん」も1日10円貯金でもはじめましょうかね?*2

*1:厳密に言うと、この解釈は誤り

*2:…って、ぜんぜん間に合わないよ