「Nice boat騒動」その後の顛末

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というわけで、18日深夜に端を発し、遠く広島の地まで影響を及ぼした「Nice boat騒動」こと「スクイズ・ショック」ですが、27日の夜間帯に最終話の上映会が行われたようです。今日の「駅長さん」は朝から晩まで用有りなため行くことはままなりませんでしたが、上映会への参加条件としてPC版「School days」の持参っていうのはなかなかの条件提示でしたね。これは「Nice boat」、ひいては「Nice boat商法」という言葉が、今年の流行語大賞を獲得する伏線なのではないかと思ってみたりして。普通は直近で発売になった「school days」のDVD1巻持参が条件になるかな〜と思いますが、主催がOverflowである以上、PC版が条件になるのは致し方ないのかしら?
ま、いずれにしても持参する余裕もなかった「駅長さん」とすれば、来年2月といわれるDVD発売を待つしかなさそうです。…ていうか、不意に10月放送されることになったら、それはそれで伝説かもしれませんが…(笑…えない)。


で、この件に関して、大手町にある2つの新聞社で見解が分かれていますね。まずは業界最大手の方の26日夕刊では、「ポップスタイル」欄において…、

凶悪な事件が起こるたび、「それを連想させる」という理由で放送が取りやめになるケースが、最近増えているような気がします。…(略)、「触らぬ神にたたりなし」的な事なかれ主義が“過剰反応”という連鎖を招いているようで残念です。
今回の事件でも、「アニメやゲームがの影響?」という決まり文句が繰り返されるのには、うんざりします。過敏すぎる放送自粛は、そうした“偏見”を助長するだけだと思うのですが。

…と、どちらかといえば、ヲタ擁護論が展開されています。かたや、同じ大手町にある目玉の新聞社では、25日朝刊の長野での事件記事において

主人公の少女が振り回すナタが象徴的に使われ、猟奇的なシーンを問題視する声もある。事件後、一部テレビ局で同作のアニメ放映が休止された。

として、直接「スクイズ」ではないものの、他のタイトル(白川郷が舞台のアレ)を引き合いに出して、ヲタ批判論が展開されています。
ある意味右側に傾いている両新聞社が、この方面に関していえば両極端な論評になっているっていうのもなかなか面白いものですね。