悠久の歴史漂う龍泉洞

岩泉で団体客で満席になった宮古行きの列車を見送ると、次の岩泉線は17時40分発になります。もっとも、その間には三陸鉄道の小本に向かうバスや岩泉町内を走るバスもありますが、何れもしばらく無さそうです。
というわけで、龍泉洞まで歩いて行くコトに*1。歩くこと40分で龍泉洞に到着です。そんな朝早くから来るような粋狂は居ないと思いましたが、「駅長さん」が着く頃にバイクが1台、小本からのバスで来た一人を見掛けました。そんな感じなので、ゆっくりと見るコトが出来ました。え〜、折り返し地点までは。
折り返し地点を越えた辺りで団体客に追い付かれてしまい、ゆっくり見るどころの騒ぎではありません。今回の旅行のうち、三陸パートでは「あ・げ・れ・ば」ページで使う(予定の)ネタ写真を撮っているのですが、人がいると思うように撮れません。しかも、鍾乳洞の中は暗いので、手ブレには最大限の注意を払わなければなりません。それはともかく、洞窟の中は涼しく、アップダウンの激しいルートではありますが、大汗をかかずに済みました。
龍泉洞からはバスに乗って小本駅に向かいます。11年前に龍泉洞を訪ねた時はJRバス東北の路線でしたが、今は町民バスとして岩泉運輸が担当しています。岩泉から来たバスはマイクロバスに毛が生えたようなバスで、地元のお年寄りが10人程乗っていました。それも徐々に降りていき、小本駅に着く頃には龍泉洞からの観光客(「駅長さん」含む)と地元客2人となりました。

*1:一応、岩泉線の列車から接続を取っているバスはありますが、列車の折り返しを見送ると間に合わない