逆走!209系!?


今日は、京浜東北線浦和駅の線路切り替え工事が行われる日です。これに伴い、旧浦和市内を縦貫する京浜東北線が、「北は北浦和」から「南は南浦和」まで運休となり、バス代行輸送が行われました。また、大宮〜北浦和南浦和〜大船の間で折返し運転が行われました。
南浦和〜大船間は、まあいつもの折り返し駅を使うので良いですが、大宮〜北浦和間は北浦和が折り返し駅ではないことから、上下の各線を使って2本の電車が行ったり来たりします。「駅長さん」はその模様を見届けるべく、大宮くんだりまで出張したのでした。
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を読んでいるうちに、あっという間に大宮に到着です。

当然、209系には「北浦和」なんていうサボは用意されていないようなので*1、「京浜東北線」の表示がされています。蛇足ですが、根岸線内で同様の事象が発生したら、サボはなんて表示するのかな?「京浜東北線」じゃ走っている区間と一致しないし、やっぱり「臨時」表示かしら?

京浜東北線は通常ATCを使い、いわゆる信号機がありません。ただ、今日は特殊な運転ということで、駅員氏が信号を出したうえで発車させる方式をとっていました。他にも、発車案内のLEDが「調整中」表示だったり、接近放送はもちろん発車ベルすら鳴らないという、「なんだかな〜」的な状態になっていました。

「駅長さん」は1番線発の電車に乗らず、次の2番線発の電車に乗って北浦和に向かうことに。これなら、大宮方面行きの線路を逆送する209系に乗っていけるという寸法です。最後部の車両に乗って流れる景色を楽しみましたが、左側通行が原則の中で右側通行をするのは違和感がありますね。また、ちょうど宇都宮線の上り電車が追いかけてきて、まるで関西の方面別複々線区間を髣髴とさせるバトルが展開されました。残念ながら、さいたま新都心駅で大船方面行きの線路を逆送する大宮行きとすれ違ったので、変な感じのする写真は撮れませんでしたorz。
で、逆送する場合の停止位置ですが、やっぱり停止位置目標が建っていました。ま、わざわざ駅員氏を立たせるわけにはいきませんもんね。

北浦和からは代行バスに乗って南浦和に向かいます。国際興業バスを使い、ひっきりなしに発車していきます。もちろんバスは総動員がかかり、一般塗装の路線車から旧塗装の貸切専用車、はたまた観光バス色の貸切兼用車まで、多くのバスが駅前にたむろっていました。何枚か写真を撮った後、バスに乗り込み南浦和を目指します。とはいえ、通る道は片側1車線の道で渋滞もあって、電車なら5・6分もあれば行けるところを約40分もかけて、南浦和に到着したのでした。
南浦和に着いたのは、ちょうど工事が終わり一番電車が来ようかという時間でしたが、ホームに行ってみるとかなりの人だかりが。何でも、その一番電車が遅れていたようです。そうこうしているうちに一番電車が到着しましたが、混んでいたので一本見送って次の電車に乗ることに。次の電車に乗ると、車掌氏が「工事遅れのため15分ほど遅れています」との放送が。やっぱりそういうことでしたか…。
というわけで、「2007浦和駅高架化工事まつり」もなんとか終わったようです。今度やる時はE233系が入り始めた頃になるのかしら?

*1:ちなみに、Nゲージではマイクロエース社製209系500番台のセットに「蕨」のステッカーを付属させている=メーカーの所在地が蕨だから(笑)