まずは、地元のサヨナラから

というわけで、12月1日付独り言「生誕31周年記念月間は終了しました - いとしげの「あ・げ・れ・ば」な独り言」でも触れたとおり、中田さん家の交通局は電車部が主催する「1000形・2000形さようなら運転」と「はまりんフェスタ2006」の日だったりします。さしあたり「駅長さん」は「1000形さようなら運転」のチケットを手に入れることが出来たので、手始めに関内駅へ。

とりあえず午前9時のお約束を果たし、オープニングテーマが替わったのを確認してから家を出て、関内駅に到着です。関内駅は、一番最初の市営地下鉄構想では上大岡方面と元町方面の分岐駅として計画されていたので、2階建て構造の方面別ホームを意識したつくりになっています。今日乗る「さようなら1000形」運転に使われる1000形の14番編成は、幻の3番線からの発車となります*1
 
左は車内貫通扉の取っ手ですが、こんなところに地下鉄マークをつけるとは、結構芸が細かいですね。右は妻面にある銘板ですが、1両あたりの定員が128名とあります。これで行くと128名×6両で768名が定員となり、今回発売されたチケット500枚から考えると結構な混雑を予想していました。ところが、車内は座席が埋まる程度しか乗っていませんでした。やっぱ、パスネット目当てでチケット買った人*2、または資産運用しようとして失敗した人が多かったのでしょうか?

電車自体は関内駅を発車し、ノンストップであざみ野駅まで向かい、10分の折返しの後再びノンストップで新羽駅に向かうという運用でした。なかなか市営地下鉄で駅を通過するというのは体験できないので*3、貴重な体験となりました。新羽駅の3番線にはホームドアが先行して設置されていて、写真は撮りにくいのですが多くの写真屋さんでごった返していました。
でも、今回1000形・2000形が引退し、3000形オンリーとなり各駅にホームドアが設置されるということで、全駅に設置完了される来年秋にはワンマン運転・自動運転でも始まりそうな感じですね。そんなついでに快速運転でもしてくれれば、中田さん家のやる気が垣間見れるんですけどね(笑)。

「さようなら運転」を終えた1000形は、新羽駅に到着後引退記念式典をやったのですが、あまりの人の多さに見ないで新羽の車両基地で行われている「はまりんフェスタ2006」の会場へ移動することに。「新羽」の車両基地という割には、一駅移動して北新横浜駅が最寄りとなっています。
まずはパスネットを買い求めることに。「駅長さん」はチケットを持っていたのでラクラク購入できましたが、持っていないほうの列はかなりの物でした。そこで先着していた後輩ちゃんと会い、「駅長さん」が会場入りする前のパスネット売り場の行列の長さを聞いてビックリしました。まさかそんなに伸びていたとは…。
その後2階で行われている車両展示に移動するのですが、こちらも負けじと長蛇の列でした。待つこと1時間弱、ようやく会場入りできました。検修庫には3000R形・3000S形と1000形のトップナンバーが展示されていて、そのうち1000形では運転台見学が行われていました。こうやって見ると、1000形と3000R・S形は同じような前面形状をしていますね。これを横浜市営地下鉄のブランドとして位置づけているのかしら?
 
外ではさっきまで「さようなら運転」をしていた1000形と2000形が展示されています。検修庫の陰になってしまい写真を撮るには難しかったですが、足回りから側面までバッチリ撮ることが出来たのでした。

どうにか車両展示も撮り、1階(物販がメイン)をうろついていると、会場のはずれに「山下町(タワー入口)」のバス停が放置されていました。後輩ちゃんに聞いたら、「あのバス停は中田仕様*4になりましたよ」とのことなので、廃棄処分となるようです。わざわざ屋根付だったバス停なのに、わざわざ換えることも無かろうに…。その交換費用が無駄遣いでは?
 
↑のバス停とは別の会場の外れには、自動車部の東部サービスセンターの巡回車が停車していました。この日産マーチと思われる車、前面グリルのメーカープレートが交通局の局紋になっています。しかも、後部には車両番号「1−4649」とありました。これはひょっとして、2001年の日産車と「ヨロシク」を引っ掛けているのかしら*5

*1:通常のあざみ野方面行きは隣の4番線から発車

*2:このチケットを持っていれば優先的に購入出来た

*3:以前、臨時であざみ野〜関内間で快速運転をしたことがあったらしい

*4:太陽発電と広告がセットになったバス停

*5:ハイフンの左が導入年、右4桁のうち千の位がメーカー(1がいすゞ・2が日野・3が三菱)を表す