古豪のお別れ

というわけで、新羽で行われた「はまりんフェスタ2006」の会場をあとにし、これからお勤めの後輩ちゃんと別れたあとは、東京駅に向かいます。なぜに東京駅かと聞かれれば、関東大手私鉄では最後の釣り掛け電車となった東武の5050系がラスト運転をしているためです。特別列車として栃木〜東武日光間を走りましたが、それ以外に通常列車として栃木〜東武宇都宮間を走るとのことで、わざわざ新幹線に乗って釣り掛けサウンドを聴きに行った次第です。

北新横浜から、市営地下鉄3号線→東海道線→やまびこ→関東バスと乗り継ぎ、約2時間で東武宇都宮駅に到着です。さすがに新幹線は早いですね。お目当ての5050系はもう到着していて、ホームにはそこそこのファンがいたのでした。
 
写真を撮っているうちに、30000系が到着しました。あらあら、伊勢崎線日光線系統の新車として半蔵門線直通運用限定だったのに、嘘のように落ちぶれてしまいました(笑)。ま、こんな新参者と最古参の並びも今日が最後*1なんで、しっかり押さえておきますけど。
そんなこんなで発車時刻となりました。普通、この手のラストランとなると先頭車にファンが集中し、運転席後ろにかぶりつくのが常ですが、5050系の場合は中間車に集中しています。もちろん、釣り掛けサウンドを堪能するがために集まっているわけですが。結構レコーダーを持って音を録っている人が多かったです。「駅長さん」はそんな便利なものを持っていないので、とりあえずデジカメの動画撮影機能を使って録音にチャレンジしてみました。ちゃんと録れたかな…?
東武宇都宮から約40分、栃木に着く頃には日も暮れてだいぶ暗くなってきました。もう三脚がないと撮影が難しくなる時間でしたが、まだまだ写真屋さんは出ていました。5050系は乗客を降ろし、「会津田島」というマニアックな行き先を出しつつ*2いったん車庫に引き上げていったのでした。

*1:車庫内で並べば別ですが…

*2:栃木から東武宇都宮に変える途中に、このコマが入っている