エリーチカ生誕記念乗り継ぎ 400km前からラストスパート編


米原からは再び東海道本線を鈍行列車で上っていきます。米原から232F、大垣からは新快速の2106Fに乗ります。休日だと5348Fとして、平日ならこの30分後の2352Fから大垣での乗り換えをせずに豊橋まで直通できるのですが、今回のパターンだと大垣での乗り換えを余儀なくされます。しかも、お約束通り1番線着の5番線発のお客様に優しくないダイヤです。
これが18期間だと大垣ダービー(GII)として壮絶な席取りバトルが繰り広げられますが、なにもない平日とあって比較的ノンビリ乗り換えできます。それでも夕ラッシュ帯が始まる時間なので、発車時刻になると混みあって来ました。この時間になると暗くなって車窓も楽しめないので、ここまで封印していたスクフェスを解禁し、行われていたメドレーフェスのイベントを叩き始めたのでした。
豊橋では978Mに乗り換えますが、ちょうど階段を使っての乗り換えだったので晩飯を手配しようと思いきや、橋上通路が工事中で売店のばの字も無いとか…。以前なら蕎麦屋とキオスクがあった辺りには囲いがされていて残念な限り。気を取り直して978Mに乗り浜松に向かいます。
 
浜松からは4386M・ホームライナー静岡号に乗り換えますが、978Mの浜松到着場面で「静岡方面は19時29分発のホームライナー静岡行きです」と放送している割に、必要な乗車整理券をどうすればいいのかの案内がありません。以前に沼津からホームライナーに乗った時は、ホーム上に券売機があったので「ま、ホーム上に有るだろう」と思っていたら、ホーム上はおろか階段下のコンコースにも有りませんでした。駅の放送では「乗車整理券は車内でお求めください」旨の放送があったので、そのまま乗り込み適当な席に座ります。
発車してすぐに車掌氏が改札に来て乗車整理券を買い求めますが、事前に買った場合と異なって席が指定されていないので、途中駅から指定券を持った人が来たら交代しなければなりません。夜の静岡に向かう方のライナーなので心配は無用かと思いきや、磐田・袋井・掛川とちょっとずつ乗り込んできたので、ちょっとヒヤッとしたり。それでも指定券を持った人は来なかったので助かりました。浜松駅で乗り換えの時に買ったビールで喉を潤したのでした。

静岡からは462M、緑のJRエリアに入って熱海からは728Mと乗り継ぎます。462M場面では211系だったのをいいことに一番前のかぶりつきシートに座りましたが、前は真っ暗なのとロングシートからだと首を捻らなければならず、ちょっと飽きてしまった感が…。
熱海からはJR東日本のエリアに入り、見慣れたE231系に乗り換えです、もう22時を過ぎているのでガラガラで、前の方のボックス席に座って足を投げ出します。

728Mは東京行きなのでそのまま乗り続けても良いのですが、東京での乗り換えが面倒なので、同じホームで乗り換えられる戸塚で最終ランナーとなる2356S〜2357Fに乗り換えです。こちらも前の方のボックス席に座りましたが、さすがに品川でボックスが埋まり、東京からはかなり混みあって来ました。もっとも、総武線(快速)の千葉行き最終電車なので、その混雑ももっともなところです。
そして、日付が変わって0時21分、ゴールである市川駅に着いたのでした。本来なら絢瀬絵里ちゃんの誕生日である10月21日中に着けばよかったのですが(智頭急行の寄り道が無ければ余裕でたどり着いた)、大都市近郊区間では集電車までが当日の扱いなので、ギリギリセーフといった感じです。市川駅の改札で襟野乃→市川の乗車券に無効印を押してもらい、18時間・約1000kmに及ぶ乗り継ぎを通じてエリーチカさんの誕生日を祝ったのでした。