エリーチカ生誕記念乗り継ぎ ちょいと寄り道編

マリンライナー22号は瀬戸大橋を快調に渡り、大都会岡山に到着しました。ここからは山陽本線に乗り換えるのですが、よりによって到着したのが5番線という駅のはじっこにあるホームなのでした。時刻表を見ると、6番線に南風7号とうずしお11号、8番線にしおかぜ9号が止まっているので、やむを得ず端の5番線着になってるみたいです。

岡山からは黄色い115系の1312Mに乗り換えです。いちおう、この列車に乗って延々と普通列車を乗り継いでいくと日付の変わる前に東京にたどりつけたりします*1
 
この辺りは昔から18切符で通過している区間で通い慣れた道のりです。車窓には黄金色の田んぼが広がり、稲刈りを待つばかりといった風情です。で、途中の吉永駅にはトワイライトエクスプレスが停車していました。もしかしたら、西のクルーズ列車だったのかしら?


本来ならばゴールの市川駅を目指して一直線と行きたいところですが、いったん上郡駅で途中下車します。なぜならといえば、絶賛開催中の鉄道むすめスタンプラリーが上郡から分岐する智頭急行の大原駅で行われていて、そのスタンプを押しに行くためです。ここで寄り道しても、大原からズーパーはくと8号に乗って京都まで行って、なおかつ新幹線で米原まで一駅出ると千葉行きの最終電車に間に合って市川駅にたどり着けるのが判明したからです。
 
上郡駅前のスーパーでお弁当を買い、スーパーはくと5号に乗り込みます。前2両が自由席車両ですが、何気に前面展望に秀でた車両です。普通ならこっち側がグリーン車になりそうなものですが、どういう意図があったのでしょうかね?

で。約20分で大原駅に到着し、お目当てのスタンプを押してグッズを買い求めたのでした。ちなみに記念切符もあるようですが、イベント限定でしか売っていないのは残念なところ。そこから約1時間後のスーパーはくと8号に乗って、上郡に戻ります。でも、大原駅で降り立ったのも乗ったのも「駅長さん」1人だけだったのが、智頭急行の厳しいところを表していそうです。スーパーはくとスーパーいなばといった陽陰連絡の特急列車で持ってる印象ですね。
 
ここからは寄り道した分の遅れを取り戻します。スーパーはくと8号に引き続き乗って京都駅までコマを進めます。なかなかこの区間を特急列車で通過する機会もないので*2、リクライニングをがっつり倒してクルージングを楽しみます。大原駅を発車した時点ではそこそこ乗っていた乗客も、姫路駅で新幹線に乗り換えて東京方面に向かうと思しき乗客が降りると、目的地が大阪か京都の乗客しか残りません。惜しむべきは進行左側の席に座ったことで、明石付近の瀬戸内海と淡路大橋と反対側になってしまいました。ま、それでも明石の天文台は一応押さえておきましたが…。

大阪でさらに乗客を降ろし、スーパーはくと8号は京都に向かってラストスパートです。京都に到着し、こだま670号に乗り換えです。こうすることで、米原時点での遅れが約1時間になって、目的地の市川駅にたどり着ける算段です。あと、スーパーはくと単独で京都に行くよりも、新幹線に一駅乗ることで乗り継ぎ割引を適用させた方が気持ち安くなるという裏技も使っています*3

*1:静岡〜富士間をふじがわ13号に乗ると上野東京ラインの宇都宮行き最終列車に乗れたりもします(笑)

*2:もっとも、新快速に乗っても快適性はさほど変わらない

*3:大原〜京都間2580円、大原〜京都〜米原間1500円+860円=2360円