旅立ちは上野駅から

(この日の「独り言」は、1月12日にアップしました)
さて、正月気分も抜けつつある8日ですが、「駅長さん」はシフトの関係でお正月休みのターンです。となれば旅初めをしたくなるのが性というもので、ちょっと思い立って「あけぼの」の葬式鉄ツアーを組んでみました。

というわけで、上野駅中央改札口上の発車時刻案内板です。大昔なら東北各地の駅名が表示されていたであろう案内板も、いまや「あけぼの」でしか東北方面の駅名を見ることができません*1。それですら3月のダイヤ改正で見られなくなるのは、ちょっと寂しい限りです。
「あけぼの」が発車するのは地上ホームの13番線です。正月休みが終わった直後の平日夜とあって、写真を撮る人はさほど多くなく、見た感じでは乗客*2が写真を撮っているような感じでした。
 

今日の上越国境越えをサポートするEF64 1053号機。まだのんびり写真が撮れましたが、2月に入った辺りからはそうはいかないんでしょうね?
NEW DAYSで燃料を買い求め、あてがわれた寝台へ向かいます。行き場面では開放B寝台の下段を確保しています。見ると、グループ客がいるところ以外は上段には空きがある感じです。荷物をおろしたところで発車時刻になり、ガクンというショックとともに「あけぼの」の旅路が始まりました。同じく「あけぼの」に乗り来たという向かいの寝台の人と乾杯したところで放送が入り、到着駅と時刻、車内の案内が流れます。車内は例のごとく、公衆電話・車内販売・自動販売機のいずれも設置されていない「ないないずくし」なのが残念なところです。ここら辺は残り一カ月になった辺りから、秋田から車内販売が入りそうな気もしますが…。
大宮に到着するとホームには帰宅客が多くいますが、その多くは我関せずといった感じで「あけぼの」に興味を示していません。車内の旅に出るぞという高揚感とのギャップが、乗ってる側とすればさらにテンションアップにつながっていく感じです。
大宮を発車して、熊谷を通過して辺りで室内灯が減光されました。「駅長さん」もちょうど持ち込んだ燃料2本を空けたこともあり、そろそろ寝る準備をしたのでした。

…って、カーテンで仕切られているからって、枕を痛くしない!?
(2日目に続く)

*1:スーパーひたちのいわきは見れますが

*2:通常・葬式鉄の両方を含む