聞きしに勝る狭さ

新潟に到着しMaxとき349号を降りますが、外は思ったほど寒くありません。むしろ、昨夜の立川の方が寒いくらいかと。で、ここで14分の乗り継ぎできたぐに号に乗り換えです。ホームには、屋根がうっすら白くなった583系きたぐに」が停車しています。先頭車に向かうと、写真を撮る人がチラホラと。やっぱり、まだ葬式鉄には早いようです。


小雪舞う新潟駅にて、発車待ちをする「きたぐに」冬休みに入ったばかりですが、写真を撮る人は少なめです。

「駅長さん」が宛てがわれた寝台は後ろの車両なので、車内を見学しつつ当該の車両に向かいます。1〜4号車がボックスシートの自由席、6号車がグリーン車、7号車が電車二段式A寝台、その他が電車三段式B寝台です。自由席は近距離っぽい人が多いですが、そんなに多くは乗っていません。ひょっとすると、長岡で上越新幹線からの北陸方面の乗客を拾うのでしょう。指定席の方も意外と空いています。特にB寝台は下段が満席という割には空いている寝台も多くあります。


自由席車両のボックスシート。三段分の寝台を吸うようするべく、天井はかなり高めになっています。両端に収納されている寝台部分があるので、頭上のガラ空き感はそんなでもありません
 
今回あてがわれた上段寝台と、そこから見た車内。寝台の写真はハシゴからでないと撮れないくらい狭く、車内改札を受けるのも一苦労です*1

で、宛てがわれた寝台に到着です。とりあえず上段ですが、ここはベッドに入るというよりも潜り込むといった方が正しいですな。「駅長さん」はその昔、「はくつる」や急行「あおもり」で583系の寝台に乗りましたが*2、もうだいぶ昔のコトで乗り方の作法を忘れてしまいました。ベッドに入るとまともに座ることが出来ず、荷物の整理やベッドメーキングはハシゴに足を掛けながらの作業です。着替えは車端に更衣室があるので、そこで着替えられます。上段に寝転がっていると外が見れませんが、枕元にある小窓からは沿線が雪で真っ白になっているのが伺えます。長岡に到着しましたが、「駅長さん」が乗っている車両は静かなモノです。でもいつの間にか下段は埋まっているようです。
さて、長岡を発車するとお休み放送が流れ、寝台車は減光されます。「駅長さん」もそろそろお休みモードですかね?寝ぼけて起き上がったときに頭ぶつけないように気をつけないと(笑)。

*1:車掌は足元のハシゴがある側から声をかけるが、頭はその反対側にあるのでうまく体をひねらなければならない

*2:はくつるはB寝台の下段、あおもりはA寝台に乗車