とある南武の高架化工事(だいこうゆそう)

さてイルミネーションを見終わったので、あとは帰るばかりです。帰りは行きとはルートを変えて、南武線横須賀線のルートを取ります。今日の南武線は高架化工事のため矢野口〜分倍河原間がバス代行、登戸〜矢野口と府中本町〜立川で特別ダイヤによる運行になっています。この特別ダイヤがくせ者で、普段なら10分ごとに来る電車が25〜30分ごとの運転と、大幅に本数が減っています。なので、タイミングが悪いとホームで待ちぼうけになってしまいますが、ちょうど良いタイミングで府中本町行きがいたので飛び乗ったのでした。
電車は府中本町まで行きますが、とりあえず代行バスの始発である分倍河原で降ります。臨時改札を出るとそこが代行バス乗り場で、代行輸送を担う京王バスが待機しています。上り電車からの乗客は即刻でバスに乗り換えましたが、「駅長さん」は写真を撮って改札を出るのが遅れたので、ガラガラのバスに乗れたのでした。バスに乗ると、すぐに「このバスはJR南武線代行バス矢野口駅行きです」と放送が。音声合成なのでできる技なんでしょうが、各駅ともしっかり案内放送が流れたのでした。バスの所要時間は40分ほどを見込んでいるようですが、実際にはスムーズに走って30分ちょっとで矢野口駅に到着しました。道中、多くの代行バスとすれ違いましたが、ほとんどが電車との接続が無いせいか乗客ゼロの便も多くいました。
矢野口からは再び電車ですが、矢野口〜登戸間は下り線を使って行ったり来たりしています。なので本数がかなり減っていますが、こっちもタイミング良く登戸行きが来たので助かりました。登戸行きは下り線を逆走する感じで登戸に向かいます。もっとも、外は暗いのであまり実感は湧きませんが…。登戸に到着すれば、今日の南武線代行祭りも終わり、ココからは通常ダイヤの南武線になります。「駅長さん」も武蔵小杉経由で帰途に就いたのでした。