ぼんぼり祭りなう

間もなく「ぼんぼり祭り」が始まりますが、多くの人で賑わっています。…というか、人大杉!?

(以下、25時頃に追加しました)
さて、時間の都合でひかり→しらさぎルートを取りましたが、よくよく時刻表を見ると湯湧温泉行きのバスへの乗り換えが4分しかありません。どうやら、平日ダイヤと休日ダイヤで若干パターンが変わるようです。一応、楽観的な見通しとして、1.1台のバスに乗りきれないほどの乗客がいて続行便の運行が決定、2.1台のバスに乗り切れそうだけど、バスが来るのが遅れて乗車に手間取って遅れて発車、の2パターンを予測しました。これ以外の時は、大人しく次の便で行くのですが、しらさぎ金沢駅に着くと同時に大急ぎでバス乗り場に行くと…、
湯涌温泉行きの乗り場だけ行列長っ!


 
湯涌温泉行きバス乗り場には「花いろ」観光ポスターが掲出してありますが、なぜか兼六園金沢城のモノでした。なぜ湯涌のポスターで無いのかしら?ポスターの片隅には、ここが湯乃鷺温泉行きのバス乗り場であることを示すステッカーが貼り付けてあります

定期の湯涌温泉行きが行った後、30分後に来た臨時の湯湧温泉行きバス。臨時増発のバスには、「金沢駅東口⇔湯乃鷺温泉(湯涌温泉)」の札が付いていました

乗る予定だったバスは満員御礼で発車してしまいましたorz。そこからしばらく音沙汰が無く、「70分後の便まで待ちぼうけ?」と思ったところへ、臨時便がやって来たのでした。早速乗り込み、いざ湯乃鷺へ向かいますが、なにぶん所定の湯涌温泉行きの増発便なので、定期便に乗れなかったと思しき地元の方々もチラホラ。激混みの車内で降りるのに一苦労しつつも小立野辺りで地元客は降りていったのでした。そこから車窓がガラリと変わって、だいぶ山の中に入った感じがしたところで、終点の湯涌温泉に到着したのでした。
で、流石に眠くなってきました。この続きはまた別途ですよ。


 
湯涌温泉のバス停は、この日のイベントに合わせて「湯乃鷺温泉」のポールが用意されました。離れた所にはパーク&ライド用のバス乗り場がありますが、こちらのバスには「湯乃鷺温泉⇔臨時P」と表示されていました。パーク&ライド用のバスは臨時の路線なのでこういうお遊びができたのでしょう。どうせなら、駅からの便も観客輸送用の臨時路線という扱いにして、「金沢駅⇔湯乃鷺温泉」という風に表示してくれればよかったのに…。でも、これだけで北陸鉄道がかける意気込みがひしひしと伝わってきます。

(以下、10日の16時頃に追加しました)
で、湯涌温泉に到着すると、8月の来訪時とは比べものにならないほど人で溢れかえっています。まずは、今日のぼんぼり祭りに合わせて立てられた「湯乃鷺温泉」バス停を撮り、「ふくや」の前を通って物販スペースへ。地方のイベントなので車の集中が懸念されますが、今回はパーク&ライドが徹底されていて、宿泊者の車だけ乗り入れられるようになっています。それもあってか、各旅館の駐車場には痛車もチラホラ。痛車を見たり撮ったりしつつ物販スペースに行くと、ちょっとまったりムードが漂っています。で、なんだかんだで、クリアファイル・入浴剤・ぼんぼりとデコステッカー・のと鉄道アナウンスCD・ミニ番傘をIYH!したのでした。
そのあと街中を見て回りますが、まずは坂を上がって喜翆荘が建っていた丘に登ってみました。前回は中腹まで登りましたが、今日はその上まで行くことに。上はなにかの施設の跡地みたいで、意外と整備されています。ここに喜翆荘みたいな建物があったら、ちょっとした名所になっていたのかな?なんて思いを馳せつつ、丘を下ります。続いて温泉街の奥にある湯涌稲荷神社に向かいますが、ぼんぼり祭り準備のために立入禁止になっていました。うーん、所定のバスに乗れていれば…。なので一旦引き返し、湯涌小中学校で行われている花いろ展示会に行くことに。以前、アキバのUDXでやっていたものがパワーアップして展示されています。設定資料から最終話の絵コンテ、名場面まで、会場の体育館が花いろ尽くしになっていたのでした。


  
左は温泉街の入口にある案内看板。観光ポスターで緒花ちゃんがポーズを撮っている場所ですね。右は結菜ちゃんのふくや旅館です。さすがに緒花ちゃんを困らせる青鷺さんはいませんよ
 
左は温泉のバス停近くにある交差点。画像手前側にバス停があり、右に進んで山を登ると喜翆荘へ、左に進むと温泉街を通って稲荷神社に行けます。右は「花いろ」展示会から、湯乃鷺の駅名標のと鉄道で掲出されたヘッドマークです。公式サイトによれば、湯乃鷺の駅名標は来春位まで掲出してするみたいですね。これなら、緒花ちゃんが東京から来た時の風景を再現できるかも?

展示を見終わり、再び温泉街に戻り、屋根の下で休憩を取ることが出来たので、夕食&作戦会議をすることに。そこでぼんぼりをデコレートし、夜の街に繰り出します。外はすっかり暗くなり、ぼんぼりの明かりが暗がりに映えるようになりました。とりあえず奥の広場まで行き、巡業の列を待ちます。広場はまさしく人でごった返している状態で、なんとかスペースを確保するといった案配です。20時になり、巡行が始まります。花いろで使われたBGMに乗せて、のぞみ札が入った木箱を担いできます。約30分経って、木箱がやってきました。広場に集まっていた人達が通路を開け、稲荷神社の参道下で一旦止まります。そこでお偉い方々の挨拶があり、関係者は神社に登って神迎えの儀をします。その間、地元の有志による和太鼓の演奏があり、勢いのある演奏に酔いしれたのでした。


 
ぼんぼりを携えている人は多いのですが、シールを貼ってデコレートしている人はさすがに多くいませんでしたね。ま、このぼんぼりが翌日も活躍したりしなかったり…

さすがに夜のお祭りだけあって写真を撮るのは至難の業でした。人が多いので三脚も使えないし…。この画像は、神迎の儀を終え、神社から降りてくる神様とその従者ですね。

神迎の儀が終わり、関係者が降りて来ると、引き続き玉泉湖へ向かい神送のお炊き上げをします。一応、玉泉湖まで行って、お炊き上げまで見ることが出来ますが、この時点でかなりの人だかりで、とても玉泉湖まで行けそうにありません。ただ、神社下の広場と離れたトコロにある物販スペースで儀式の模様をユーストリーム配信で見れるというので、物販スペースへ移動します。移動した頃には従者は玉泉湖に到着し、神送の儀式が始まるトコロでした。お炊き上げでのぞみ札に火が付けられると、このぼんぼり祭りもクライマックスです。様々な人の願いと小さな女の子の神様を無事に送り届けて、ぼんぼり祭りが終了したのでした。
で、ここからは徐々に現実に戻るわけですが、まずは帰りのバスです。さっき、物販スペースに移動するときでさえ帰りのバスを待つ列に驚きましたが、祭りが終わったのでその列は長くなるばかりです。それでもなんとかバスに乗れました。しまい忘れたというコトにしてぼんぼりを携えたまま(笑)。金沢駅近くで祭り帰りのマイカー組とエールを交わし、駅近くの4&5ホテルに身を預けたのでした。やっぱりというか同好の士は多くいましたね。