一畑電車でぶらり旅 後編

出雲大社から電車に乗りますが、午前中の3000系から変わって2100系が大社線の運用に入っていました。川跡からは再びの「RAILWAYS」号に乗って雲州平田駅に向かいます。雲州平田は古くから栄えている街で、駅からちょっと歩くと木綿街道という古くからの蔵作りが残る街並みがあります。この街は醤油の醸造場が多いらしく、あちこちに工場があります。時間があれば醤油アイスクリームとやらを試してみたかったのですが、時間の都合で食べることが出来ませんでした。明日あたり行けたらいいのですが…。
今度は秋鹿町へ向かいます。来た電車は5000系で、クロスシートを装備した観光用電車です。普段なら優等列車に使っているようですが、今日は普通電車で走っていてラッキーでした。一畑口でスイッチバックして前後が入れ替わり、宍道湖が右側に見えるようになると秋鹿町駅に到着です。この駅は宍道湖が望める駅で、駅舎こそ建て替えられていますが、ホームは昔ながらの木造の屋根が残っています。そんな駅で一枚撮り、今度は布崎へ向かいます。布崎は鉄むすの布崎あいかさんの苗字の由来になった駅ですが、そのほかに一畑電鉄の変電所があって、ある意味一畑電鉄の命の源がある駅といえます。その変電所はもちろん中に入ることは出来ませんが、近代建築がそのまま残っている貴重な建物です。
というわけで、布崎で日も暮れてきたのでそろそろお帰りの時間となりました。出雲市の駅前にあるお風呂屋さん(一般向け)でひとっ風呂浴び、山陰本線で米子に舞い戻ったのでした。