初めての大総車セ

というわけで、春の鉄道イベントウィークが始まりました。その先陣を切るのが、今日のJR東日本大宮総合車両センターで開催される「大宮鉄道ふれあいフェア」です。今日の「駅長さん」は泊まり仕事なので、その前にちょっと見に行ってみました。横浜から湘南新宿ラインで1時間、大宮駅に到着し、東口から会場に向かいますが、改札口の辺りにその旨の案内が見当たらず、「あれ、大丈夫か?」と思ってしまいます。東口の北側階段を下り、オレンジの看板の店を越え、跨線橋に差し掛かると会場が見えてきました。この跨線橋からは試乗会E259系の他に、DE10が「くつろぎ」「はくつる」のヘッドマークを付けている姿が確認できます。E259系はともかく、DE10はこの跨線橋からしか見れない大サービスです。
会場に入り、まずは時計回りに会場を見てみます。入ってすぐに機関車のカットモデルがあり、ちょっとした撮影スポットになっています。そこから作業用自動車や消防車の展示があり、レールスター*1やミニSLのコーナーを越えるとJR貨物のゾーンに入ります。もちろんJR貨物なので多くの機関車が展示されていて、なかでもEH510が分割されていたり、DE10が検査のためバラバラになっていたりと、なかなか見応えのある物でした。

 
左は生まれたばかりの姿になって整備を受けているDE10で、右が普段は「2両でEH510」が分割されている姿です。

そこを抜けるとJR東日本のゾーンになり、EF80 36やEF65 535といった古い機関車やEF510ブルトレ仕様)が展示されています。EF80は籍自体は無いはずですが、下回りは黒光りという言葉がピッタリなほどきれいな状態で、今でも現役と言っても良さそうな状態です。かたやEF510鳴り物入りで導入されたものの、なんだかんだで未だに試運転中という状態の機関車です*2。とは言え、どちらも人だかりが出来ていて、写真を撮るにも一苦労します。

 
新旧ブルトレ牽引機*3の2両です。EF510ブルトレ牽引スタートは遅れ気味らしいので、夏の明るい時期に南東北エリアでEF81が引くカシオペア北斗星が撮れそうです。

検修庫の中はこれと言って出色の品もなく、205系の武蔵野色と南武色、185系が全般検査を受けているところでした。で、会場を1周したところで資料館に入ってみました。この資料館には大宮工場時代からの貴重な資料が展示されていて、これを見るだけでも歴史の重さを感じられます。
…という感じで見て回りました。写真については明日にでも載せられればと。

*1:ひかりに非ず、保線作業用のトロッコのことね

*2:ものの噂では、5月には置き換わっているはずだったとか…

*3:といっても、EF80は常磐線筋で活躍していましたが