来年は北陸が熱い…?

というわけで、JRグループからの「22.3ダイ改」と言う名のクリスマスプレゼントの時期となり、各社からプレスリリースが発行されました。主だったものはJR北海道のプレスリリースに出ていますが、個別的に見ると東と西が大きく動きそうです。JR東日本*1では、横須賀線武蔵小杉駅開業を中心とした首都圏エリアの改定がメインで、特に首都圏の外環線ともいえる南武線横浜線武蔵野線で大きく動くようです。ついでに、京浜東北根岸線についてもE233系への統一日が1月25日とされ、209系のカウントダウンがいよいよスタートしました*2
で、対するJR西日本ですが、こちらは北陸エリアに激震が走りました*3。まずは、上野〜金沢を結ぶ夜行列車「北陸」・「能登」の廃止です。どちらも車両自体が古いわけですが、まさかの両列車の同時廃止となってしまいました。ただ、多客期の臨時急行列車として残るようですが、そうすると車両は何を使うんですかね?まさか、車両老朽化で「能登」を廃止したのに、それ用の489系を臨時用にして使うってことは無いでしょうし…。ここらへんは、ダイ改の日直後に出る「鉄道ダイヤ情報」誌を見れば答えが出そうです。…っていうか、諸々の条件を備えた車ってあそこのあの車しかないような…?
続いては「雷鳥」の「サンダーバード」化です。10月に683系の新製車を入れたばかりですが、更に追加投入してダイ改以降の「雷鳥」は1往復だけとなってしまいます。ここらへんがJR西日本のいやらしいところで(笑)、絶対この列車を使って一儲けを企んでいるに違いありません。
普通列車にもこの余波が来ていて、521系の運転区間拡大(米原〜金沢に拡大)や大糸線キハ52置き換えも行われます。北陸本線筋で行けば、419系の去就が注目されますが、521系の投入両数を考えるとそろそろ潮時なのかも?いずれにしても、北陸新幹線が出来るまで安泰と思われた北陸方面でしたが、置き換えのビッグウェーブがあっという間に襲ってきた感じです。
この半年で千葉といい北陸といい、国鉄型車両の牙城だったエリアに車両置き換えの波が来てしまいました。コレで残るは山陽本線だけですが、こちらも安穏とはしていられないかもですよ!?

*1:プレスリリースはこちらから

*2:色々イベントの動きはあるようですが…

*3:本社発行のプレスリリース、金沢支社発行のプレスリリース