みんなで仲良く学校見学

というわけで、新幹線の車中では冬祭りで発行する本の原稿を起こすことに。せっかくだから、いつぞやのタモリ倶楽部で紹介された「銀座テファニー*1」の野点看板を見ようと思いましたが、うっかり忘れてしまうほどのめり込んでいたのでした。米原を過ぎ、近江鉄道線が寄り添ってくると、かの豊郷小学校も近くです。その豊郷小学校を見届ければ、間もなく京都に到着です。
京都に到着したら、JR琵琶湖線の新快速に乗って今来た道を戻るようにして彦根へ向かいます。なんだか効率の悪い移動ですが、荒技を使って安くあげたパックツアーなので仕方ありません。新快速で40分、近江鉄道に乗り換えて20分で、ついさっき新幹線から見た豊郷に到着です。そこから歩くこと10分ちょっとで桜ヶ丘高校こと豊郷小学校に着きます。
冬休み前の月曜日ということもあり人影はまばらですが*2、夏に来たときとは雰囲気が変わっています。まずは正門入ってすぐのところに校内の見取り図が設置され、校内の公開時間が明記されています。その奥に大きな雪ダルマが飾られています。どうやら27日にダンスの公演会、20日〜27日かけてライトアップがあるので、そのためのようです。しかもこの雪ダルマ、なぜかギター(いや、むしろギー太か?)を携えています。これはまさしく「けいおん!」を意識したものと言えるでしょう。

 
左:軽音部部室こと3階音楽室の黒板は、以前にも増してメッセージで埋まっています。他にも、有志が提供したグッズ類も多く展示されています
右:クリスマス期間のライトアップと27日のコンサートイベントに併せて、校舎前には大きな雪だるまが立っています。しかもギター付きで

早速校舎内に入り、3階の軽音部部室に向かうと、そこはもう「けいおん!」で溢れかえっています。黒板には12.30のライブ告知があり、その周囲もイラストでデコレーションされています。他にも有志が持ち寄ったグッズ類も多く飾られていて、飽きることがありません。部室に置いてあるノートを見ると、来訪者は少なくないようです。冬祭りに出す本に向けたネタ撮影をしつつ校内を探検し、最後に旧図書館に向かいます。
ここには案内処と休憩スペースがあり、土休日の午後には「けいおんカフェ」と称して喫茶店もやっているようです。ここにも「けいおん!」関連のグッズ類が展示されています。併せて、地元の木材屋さんが作製した「けいおん!コースター」が売られていたので、お買い上げしたのは言うまでもありません。…べ、別に釣られた訳じゃないのよ、校舎保存のための寄付金なんだからねっ!
さてそうこうしている内に暗くなり、ネタ撮影も難しくなると同時に公開終了の時間となりました。今度はイベントの時に来たいな〜と思いつつ、豊郷小学校を後にします。

*1:ステファニーの“ス”が消された

*2:併設の町立図書館もお休み