2週連チャンで自重しません

というわけで、宮古8:05発の列車は順調に北リアス線を下っていきます。2両編成の車内は、ガチな鉄分高めの人よりもさんてつ祭りに行くであろう家族連れの方が多いようです。ま、ガチな人なら前夜祭列車から参戦するでしょうからね、しかも東京ベースで見るとこのルートは微妙ですし…。

 

で、普代まではガラガラでしたが、普代到着の時に「ここから団体が乗車します」とアナウンスが…。ま、朝早いこともあってさほどの騒ぎにならなかったのは、これ幸いでした。堀内近辺の景勝地で一旦停止して景色を楽しみ、陸中野田で団体客が降りれば、静かさが戻ってきます。そうこうしているうちに、終点の久慈に到着です。久慈では、かの有名な北限の海女さんが出迎えていました。駅前ではさんてつ祭りのオープニングセレモニーが始まり、県知事から久慈市長と挨拶を受け、さんてつ祭りが始まりました。

 

…と、ここで前夜祭列車から参戦していた後輩ちゃんたちと落ち合い、鉄むすサミットやバースデイパーティーが行われる道の駅・土風館へ向かいます。鉄むすサミットでは、鉄道むすめを活かした鉄道事業の活性化がテーマとなり、先駆者的存在の三陸鉄道、公営交通でやっちまった函館市交通局、これから活性化に結びつけたいのと鉄道、裏方的存在でありながら鉄道むすめを通じて表に出て来た東急車輌から、それぞれ発表がありました。続いて、県知事・大学教授・トミーテックのお三方が一同に介してのトークディスカッションということで、鉄道むすめが果たす地域の活性化や鉄道趣味とキャラクター趣味との融和性、アニメなどとは異なった形でのキャラクターづくりなんかを語り合っていました。この中で特に印象的だったのは、県知事の「ありすはウチの嫁」発言ですね。ウチのといっても岩手県のことなんでしょうが、知事室に春発売の特大ポスターを飾っている辺り、かなりの強者といえるでしょう。

その後30分のインターバルをおいて、ありすのバースデイパーティーが開催されました。久慈ありすさんの誕生日をファンみんなで祝おうというコトで、会場には溢れんばかりのファンが詰めかけました。みんなでワインで乾杯し、コミック版の作者であるMATSUDA98氏がローソクの火を消したところで、会場のボルテージは最高潮に達しました。この辺りになると自重という言葉が薄らぎ始め、一角には歴代の久慈ありすフィギュアが集まったり、県知事は特別快速版の大きいフィギュアを持ってみたりと、集まった人たちのデジカメが休む暇もないくらいアチコチでネタが展開されています。
バースデイパーティーも滞りなく終わりましたが、完全撤収まで時間があるらしく、三陸鉄道のスタッフもノリが良い方ばかりで色々ネタを提供していただきました。この後は道の駅・土風館を離れ、三陸鉄道の車庫へ向かいますが、それはまた後のエントリーで。