目覚めれば、北の大地

さて、北斗星は順調に北上しています。昨夜、「かんなぎ」の郷を過ぎた頃にお休みモードになり、青函トンネルを夢の中で通り過ぎ、眠りから覚めるともう函館も近い頃でした。函館では機関車付け替えと方向を変えるため8分止まります。昨日の上野時点で機関車側を取れなかったので、ここはなんとしても機関車側を撮っておきたいところです。大急ぎでED79側とDD51側の両方を撮ると、直ぐに発車時刻です。

 
函館駅星間飛行青函トンネル区間エスコートしたED79から、北の大地のクイーン・DD51重連にバトンタッチします。停車時間は8分なので、撮影は時間との戦いです

DD51は2両のエンジン音を響かせて、札幌へ向けて発車します。七飯を出ると街から荒野へと車窓が変わります。街中の北海道独特の屋根の形をした家並みや、荒涼とした大地を見ると北海道に来たな〜と実感します。
さて、お待ちかねの朝食タイムです。朝食も食堂車で取るのが、鉄分高い人のたしなみ(笑)です。食堂車へ行くと順番待ちをしているとのことで、ロビーカーでしばし待機です。途中、大沼公園駒ヶ岳を見ながら待っていると、順番が来たので食堂車へ向かいます。ちょうど、噴火湾が見えてくる頃に席につけたので、噴火湾を見ながらのリッチな朝食タイムです。

 
左:「個室だと、気兼ねしなくていいから快適ですわ。このカードキーも記念に持って帰りましょ」
右:「こういう広い個室もあるのね?今度はコッチの個室に乗って行きましょ」