綱渡りのスケジュールで熊谷まで

さて始まりました「鉄男・鉄子の黄金週間」、1日目の今日は埼玉県は熊谷にある秩父鉄道のわくわく鉄道フェスタへの参戦です。泊まり仕事を終え、慌しく仕事場を出発し、京浜東北線上越新幹線と乗り継ぎ熊谷へ向かいます。本当なら湘南新宿ラインで行くのがベターなのですが、そんな悠長なことを言っていられない時間にお勤め終了だったので、やむを得ず新幹線を使って時間をお金で買った次第です。熊谷からは秩父鉄道に乗換え、およそ10分で会場最寄りのひろせ野鳥の森駅に到着です。そこから更に15分ほど歩くと…、

今日の目的地、「わくわく鉄道フェスタ」の会場に到着です。メインは車両展示なので、一目散に展示場へ向かいます。
 
まずはパレオエクスプレス用のSL、C58 363号機と電気機関車デキ501とデキ201です。パレオエクスプレスは毎週土・日曜運転ですが、今日はここで展示されているのでお休みです。秩父鉄道といえば貨物輸送も盛んなので、電気機関車や自前の貨車も多く存在しています。

お次はメインともいえる1000系電車の展示です。秩父鉄道の1000系は、もとは言えば国鉄の101系電車で、導入当初は黄色に茶色帯の秩父鉄道カラーを纏っていましたが、後に白をベースにした爽やかなカラーになっていました。で、昨今のリバイバルブームを捉え、国電カラーを纏うことになったのです。「駅長さん」と101系といえば、南武支線のワンマン電車くらいしか記憶にありませんが、これらの国電カラーを見ると古きよき時代を感じさせます。鋼製の電車が急速に減っている現代、残せる車両たちは残して欲しいものです。

今日のイベントでは、秩父鉄道のマスコット「パレオ君」にガールフレンドが出来たとのことで、そのお披露目も行われました。その名も「パレナちゃん」です。「駅長さん」の大予想では、来年のイベントで二人は結婚するのではないかしら?そして、再来年のイベントで第一子が生まれるはず!と読みますが、いかがでしょう?
その他のイベントも滞りなく済み、閉場時間が近づいてきました。帰りは会場から臨時電車が運転されるとのことで、それに乗って熊谷に出ます。電車は先ほどまで展示されていた1000系3編成が、羽入*1羽生行き2本と、影森行き1本に分かれて運転されます。「駅長さん」は2本目の羽生行きに乗ります。1000系は、3両編成のうち中間車は非冷房車とケチケチエコロジー仕様なので、迷わず非冷房車に乗り込みます。停まっている間はもわ〜んとしますが、いったん走り始めれば心地よい風が入ってきます。窓を開けて走る列車なんて関東圏ではそうそうありませんから、貴重な存在です。

国鉄型通勤電車で冷房が付いていると天井がゴチャついていますが、非冷房車だと扇風機と蛍光灯しかないのでスッキリしています。


さて、明日は各地で線路切り替え&列車運休祭りです。「駅長さん」は青い電車の列車運休祭りを見た後、萌えを訪ねてオレンジ色の領地に潜入します、お楽しみに!?

*1:そっちはほっちゃん演じる「あうあう〜」の方だわ