がっぷりよつになりますよ!!

www.new-skyliner.jp
さて、8日早朝に「はい!こちらチューリップ巡礼隊」ツアーから帰宅した後、数時間の仮眠をとって午後からは研修会に参加したという強行スケジュールをこなした「駅長さん」でした。睡魔との猛烈な闘いを何とか制しつつ研修会を終えてお家に帰ると、鉄系の動きがありましたね。
その一つが京成スカイライナーの新車導入です。2月の段階で、対するJR東日本成田エクスプレスが新車置き換えを発表しているので、ソコに併せてガチンコ勝負を挑もうということなのでしょう*1。京成の特設サイトによれば、京成線〜北総鉄道千葉ニュータウン鉄道(旧住都公団線)〜成田高速鉄道アクセス線〜成田空港高速鉄道線と経由し、最高速度160km/hで最速36分で上野〜成田空港を結ぶとのこと。
対する成田エクスプレスは最高130km/hの現行で最速56分で結んでいるので、新スカイライナーのほうが有利かなとは思いますが、いかんせん地下鉄乗り入れを全く考慮しない車体形状になったので、相互乗り入れによる空港アクセスネットワークの形成は放棄してしまったんでしょうかね?あくまで上野と成田空港を結ぶのに徹するようです。どうせなら新スカイライナーのほかに一般特急も走るそうなので、1時間に1本くらいは京急2100形を使って「エアポート快特」でも設定してくれればいいのですが…。ソコも石原さん家は拒否するかな?かな?
あともう一つは運賃・料金の設定ですね。現行のスカイライナーで上野〜成田空港まで1920円、成田エクスプレスで東京〜成田空港まで2940円となっていますが、新スカイライナーの場合運賃の高さは日本一ともいえる北総鉄道を経由するので、上げ幅次第ではスピードアップのメリットが吹き飛ぶ可能性もあります。京成上野京成高砂間が250円、京成高砂〜(北総線)〜成田空港間については、現行の北総線の1km当たりの運賃約25円を当てはめると約1280円となり、運賃は約1500円ではないかと推測されます。特急料金については現行のスカイライナーが920円なので、若干の値上げをして1000円とすると、新スカイライナーの運賃・料金は2500円程度ではないかと推測されます。500円くらいの差となると、上野か日暮里という山の手エリアから見ると微妙な地点を始発とするスカイライナーの分が悪くなりそうな感じですね。
いずれにしても、2年後の成田空港アクセスは今とは大きく異なっていそうです。…って、羽田空港が国際化されたら元も子もありませんが(笑…えない)。

*1:JRのプレスリリースはこちらから