ギリギリの滑り込みセーフ

秒速5センチメートルのポスター

http://5cm.yahoo.co.jp/index.html
さて話題の映画「秒速5センチメートル」ですが、3月3日から公開されていたものの見に行くヒマが無く、気が付いたら今週で渋谷での上映が終わるとのことで、ようやくスケジュールの隙間を作って見に行ってきました。16:25分からという半端な時間なこともあってか、観客はさほど多くなく、ゆったりとした気分で見ることが出来たのでした。
本編は3部構成になっていて、いずれも甘酸っぱい物語が展開されています。日ごろ甘酸っぱい物語とは対極にいる「駅長さん」としては、「こんな学生時代を送りたかったな〜」と羨ましくも思ってみたり。あわせて音楽も、この甘酸っぱさを更に引き立てるエッセンスになっていましたね。
また、前作「雲のむこう、約束の場所」もそうでしたが、地理の描写が鋭く、「これはぜひ行って見なければ!」と思わせるものでした。何はなくとも、豪徳寺〜新宿〜(埼京線経由*1)〜大宮〜小山〜岩舟の小旅行と、種子島の空気に触れてみたいな〜と思ってみました。…でも、種子島か…、遠いなぁ。あと惜しむべくは、宇都宮線から115系が撤退してしまい、本編と同じように辿れなくなったことですね。映画を見て思いましたが、やっぱり国鉄型車両のほうが外観・室内共にしっくりきますね。とくに「秒速5センチメートル」のような物語の場合は、特にそう感じます。115系E231系もどちらも無機質な車内ですが、115系のほうは無骨な無機質感があって、タカキ*2の焦りと諦めを引き立てているような感じがしました。
それはさておき、早くDVD出ないかな〜。


今年もまた、この手の映画を多く見ることになりそうですね、そういえば。今現在「電撃ムービーフェスティバル」で3作品同時上映だし、秋には「あ〜あ、やっちゃった」って言われるかもしれない「劇場版CLANNAD」が公開されますからね*3。とりあえず、「電撃」は何時見に行こうかしら?ゴールデンウィーク明けかな?かな?

*1:1995年の話なんで、湘南新宿ラインという便利なものはなかったりする

*2:本作の主人公ね

*3:ここは「劇場版Air」と「TVアニメ版Air」の関係を参考に