京浜東北線の車両故障

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050323-00000103-yom-soci」によると、今朝京浜東北線車両故障があって、2時間半ほど乗客が車内に閉じ込められたそうです。
窓が開かない車両って言うのは、精神的に「閉じ込められた」と思わせてしまうのか、体調不良を訴える乗客もいたとか。
停電して空調も止まったみたいですが、確か209系には貫通路の上に「係員の指示がありましたら、このネジを緩めてください」っていう通気孔があったと思うのですが。


でも、209系も導入から12年ほど経ち*1、当初のコンセプト「寿命半分・コスト半分」からすると、そろそろ次を考えなければならない時期なのですが。
といっても、209系の倍以上使っている201系がまだまだ現役である以上、新車に置き換えっていう話にはならないでしょうね。
で、気になって調べたら鉄道誌にこんな記事が。
鉄道ジャーナル93年9月号より。

13年/200万km非解体を目指して開発した。
13年後経過の取り扱いは、取替えに要するコストと、オーバーホールした場合のコストを検討して決定する。

でも取り替えるって行っても、京浜東北線だけで83編成830両ある車両を10数年おきに替えるのは難しいのではないかしら?
単純に考えても、京浜東北線だけで下手すれば京浜急行1社分以上の車両数だから、京浜東北線だけならまだしも、JR東日本全体でやるとなると、机上の空論だったのではないかしら?
ま、さしあたり今後はこんなことのないようにお願いしたいものです。

*1:先行試作車の901系(今でいう209系900番台)は13年経過