県北をバスで移動

「やまびこ51号」は仙台で「はやて」に抜かされることもあって、自由席はガラガラでした。「駅長さん」は2号車に乗っていましたが、盛岡に着く頃には貸し切り状態でした。ちなみに1号車は誰も乗っていなかったようですが…。道中は天気もまずまずでしたが、所によっては雨が降ったあともありました。
盛岡では、約20分の待ち合わせでJRバスの「白樺号」に乗り換えます。バス乗り場で待っていると、お目当ての「白樺号」がやって来ます。観光バスタイプの車ですが、乗客の殆どはお年寄りなので乗り降りには難儀しているようです。発車時刻になり、久慈まで2時間40分の道のりが始まります。
市の中心部を抜け、国道4号線を北上します。厨川付近で牧場やら農場やらの試験場を見つつ、沼宮内の手前で国道4号線に別れを告げます。いわて沼宮内駅を通過し、県道から国道281号線に入ります。盛岡から乗り降りは殆どありませんでしたが、この辺りで降りる人もチラホラ。それでも大勢には影響無く、バスは次第に山道に入ります。峠を一つ越えると、葛巻町に入ります。町の中心にはJRバスのターミナルがあって、ここで5分休憩します。もうこの時間になると真っ暗になり、車窓を楽しむことは出来ません。国道には街頭もなく、自車のヘッドライトだけが頼りになります。何気にカーブの多い道なので、運転には気を使いそうです。
更に峠に差し掛かると平庭高原になりますが、乗り降りはもちろんありません。山道を下ると久慈市に入りますが、町並みが見えて来るまではしばらく走ります。やがて街中に入り、見馴れた景色になれば終点の久慈駅に到着です。106急行→さんてつのルートよりも時間のかかるルートですが、新緑や紅葉の頃なら季節感を感じながらのクルージングが出来そうです。
久慈に到着すると、まだグループのメンバーが揃っていないようです。どうやら、八戸線が遅れている模様です。それでも約20分遅れで到着・合流し、夕食を兼ねて交流を図ったのでした。さ、明日は本チャンのさんてつ祭りですよ!