早速最速4時間8分

というわけで、「こまち1号」→奥羽本線と乗り継ぎ湯沢を目指します。関東平野は晴れていましたが、白河ことりの関を越えた辺りで曇り始めてきました。そうすると俄然雪の期待が高まりますが、なかなかお目にかかれません。そんなこんなでアッという間に仙台を通り過ぎ、一ノ関を通過した辺りでようやく一面の雪原が広がってきました。盛岡ではやてと別れ、田沢湖線に入ると雪は深まるばかりです。峠越えではまるで薄墨画のような森林と雪のコントラストを見せ、越えた後は深い雪の中を進んでいきます。羽後四ツ屋の農協倉庫が見えれば、乗り換えの大曲も間近です。
大曲からは奥羽本線普通列車に乗り換えますが、ここで初めて701系クロスシート改良車に乗りました。2両編成のうち福島側先頭車が、片側ロングの片側クロスという千鳥配置になっています。しかもこのクロスシート、ものすごくシートピッチが広いのが特徴です。これならロング3人+ボックス×2+ロング3人という配置でも良さそうですが…。この列車に乗れば湯沢を11時10分にでるバスに乗れるのですが、途中で踏切安全確認ということで若干遅れてしまい間に合いませんでした。なので湯沢の街でお昼を食べ、次のバスで西馬音内に向かいます。